Cloud Nothings / HERE AND NOWHERE ELSE (2014) 感想


ヒア・アンド・ノーウェア・エルスヒア・アンド・ノーウェア・エルス
(2014/03/26)
クラウド・ナッシングス

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前作に続いてやたらとジャケがカッコイイ。開くとまた色彩がシックで良いんだ。

01. Now Hear In

06. No Thoughts

02. Quieter Today

07. Pattern Walks

03. Psychic Trauma

08. I’m Not Part Of Me

04. Just See Fear

 

05. Giving Into Seeing

Total length : 31:24


勢いで押し切るロックバンドの美学
総評・★★★★
前作で一気にその注目度を高めた新鋭インディー系オルタナロックバンド、クラウドナッシングス。彼らのこれまでは前回記事を参考にどうぞ)。期待の3作目がコレ、「Here and Nowhere Else」(フロントマンであるディラン曰く、「今、ここ」の意)。アルビニプロデュースを離れたが、今作も音は良い。以下感想。

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タグ: 14年 30分台

特集記事・Cloud Nothingsについて オススメ曲・全アルバム感想

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クラウド・ナッシングスは、アメリカ・オハイオ州クリーヴランド(余談だが、彼らのデビュー時期2010年に「米国で最も惨めな都市」に選ばれた)出身のインディー・ロックバンド。ディラン・バルディ(画像の黒縁めがねの人です)の作るローファイポップがネット上でひっそり人気を集めていた所からスタートするも、バンド編成になってからの一作目、アルビニプロデュースのセカンド「Attack on memory」で鋭角・攻撃的なオルタナサウンドに激変。評論家からも大きな注目を集めることとなる。ある意味で時代錯誤なほど真っ正直なあの頃(80-90s)オルタナロックを鳴らすバンドの姿勢は、いろいろ装飾過剰な今だからこそ響くものがある。そういうと誤解されそうだが、彼らは単なる懐古バンドではない。ちょっと使い古された表現になってしまうけれど、その演奏の勢いは確実にリアル。これからも期待させるインディーロックの要注目株だ。

オススメ曲

Stay Useless - 2nd「Attack on Memory」収録
俗にいうインディアンセムで、彼らの十八番であるパンキーエモなオルタナナンバー。こういう曲を量産しているので、コレに少しでも引っかかるものがあれば是非アルバムに手を出してみて欲しい。

No future / No past - 2nd「Attack on Memory」収録
そしてこちらが、彼らが単なる威勢のいい若手バンドに留まらない潜在能力を感じさせる大曲。パンクバンドがSlintやったような、終盤の爆発へとゆっくり進行していくその緊張感、解放からの音の説得力は尋常じゃない。

Now Hear In - 3rd「HERE AND NOWHERE ELSE」収録
こちらが目下最新作の一曲目。彼らはどんどん加速している。

初めて聞くなら
詳しくは以下の作品紹介と共に書くが、彼らの音楽性(というか佇まい)は2nd「Attack on Memory」で一度更新されている。2nd以前は「宅録ローファイポップ」のような作風であり、2nd以降で「オルタナ・エモ系ロックバンド」になった。やはりその真骨頂は2nd以降の演奏の勢いにあるので、初めて聞く際は2nd「Attack on Memory」あるいは3rd「HERE AND NOWHERE ELSE」がオススメ。ハマったら遡ってファーストを聴くのが良いと思います。


全アルバム感想 

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プロフィール

サム

Author:サム
旧「一人音楽座談会」。
音楽に限らず、作品やアーティストに対する検索結果がもっと充実したらという気持ちで更新しています。「もう一回聴いてみよう」「こんなのもあるのか」が好きで、「これだけ聴けばいい」が嫌い。
背景はBOCの「Tomorrow's harvest」。Twitterは↓。

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