オリコンの生死はともかく、俺はヒットチャートが見たい(一括版)

記事にするつもりはなかったんですが、検索ワードをみるとオリコン系の話から来る人も多いみたいなので、自分がとる立場を書いておくために記事にしました。(2014/12/14追記)この元記事は長すぎたので、真ん中にまとめ、最新の動きを置いて作りなおしました。もし前回の記事を見た方がいれば、中盤まで飛んでもらえれば幸いです。そこまでならそんなに長くないので、どうかお付き合いください。


なにはともあれまず再生ボタンをどうぞ。


最近、こんなまとめがあがっていた。
はてなブックマーク - オリコンが死んだ日 - Togetterまとめ

…と思ったら記事がもうなくなっていた。記憶から大体のノリを拾い上げていくと、こんな感じだったと思う。話の主題はここじゃないんだが、一応追っておく。いつものかと思った方は飛ばしていい

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オリコンチャートの生死はともかく、俺はヒットチャートが見たい(分割版)

オリコンチャートの生死はともかく、俺はヒットチャートが見たい:一人音楽座談会
上の記事を最近加筆して更新しなおしたのですが、その時にこの記事から削除した所を、ただ消すだけだとアレなのでこちらに移動しました。消したのは単に長さの問題です。まず元記事↑を読んでいただければ幸いです。

以下どうぞ。元記事と切り離しているので、これだけだと前後の文脈が掴めないのはあしからず。


08年くらいから年間ランキングは俗に言うアイドルに独占されている。正確な数字は測れない(いくら日本でも今の時代にCDだけでヒットを図るなんて不可能だ)にせよ、それが複数商法などの施策に寄るところは大きい。ロックバンドやミュージシャンが頑張っていないだけにも見えるが、彼らも実は、多くが2種類くらいの複数商法に身を乗り出している。世知辛い。ミスチルこそ1種類だが、これは特権だ。そもそも自分含め音楽好きなら誰でも、好きなアーティストのファンなら曲違いなどの少しの差異でおなじCD買うことはあると思う。買わされる感じだ。まして大好きならなおさら…

複数商法やら何やら、どう考えてもこんなの不毛だ。一体なにを競ってるんだ。支援やお布施にしてももっとスマートな形に変えるべきだ。オリコンチャートは販売戦略の成否、その通りだと思う。昔からこうだったかもしれない。でもどう考えたって現状はつまらない。順位がどうとかじゃない。もう見てて下らない。「所詮産業」とはいえ、客観的にこれを見て「楽しそう」と思う人がどこにいるのか。

自分はヒットチャートが必要だと思う。出来ればジャンルや界隈もなく異種混合したやつが良い。その中で今盛り上がっているところ、元気ないところが見えれば色んな人に開かれてて楽しいと思う…し、自分が良く見てた頃のオリコンチャートは一応こんな具合だった。上の数字がデカい時代ほどアンダーグラウンドを全く拾い上げれてなかったが、ギリギリ多様性はあった。だからこその「異物感」みたいなものもあった。今における「ヒットの定義」は分からない。けど、さすがにオリコンの年間ランキングではないと思う。オリコンはそもそもヒットチャートじゃないというなら、サウンドスキャンでもなんでも、それに代替するものが認知されてほしい。でも、毎年この話題が繰り返されるのを見るに、多分今ヒットチャートを必要としている人が日本には少ない

「ヒットチャートに関心がない人が多い」、これこそ音楽業界が死んでいるんじゃないか別に業界が死んでいても良い音楽があるなら、生き続けるそれはそれでいい。だけど、「特別な売りかたをしてない良い音楽」が上位に来たとして、ロングセラーするも、特典商法つきCD連打の中ですぐチャートを落ちていくなんてことがあって良いのか。今の日本の音楽界におけるこの閉塞感はどうだろう。別にその責任はオリコンにあると言いたいわけじゃないが、とにかく楽しくないよ。

そう、まずこんな話題が楽しくない。音楽好きは別に首位を獲得したからその音楽を聴くんじゃない。好きになれそうだから、面白そうだからその音楽を手に取る。そこにヒットチャートなんて関係ない。でも、自分の好きな音楽が数字で相対化されるというのは面白かったりする。「今はこんなのがいるのか」と新鮮に驚いたり、自分が普段気にしない所の盛り上がりに触れることもできる。音楽にあまり興味ない人でも、音楽でザッと今のトレンドを掴みたい時参考にするだろう。そうした面白さと利便性、開放感をヒットチャートは持てるはずだ。たまにそうした付属要素でもチェックしながら、自分はとにかく音楽の話がしたい

何よりこの手のは毎年同じ話題が繰り返されて進歩がないから徒労感がすごい。だからもうオリコンが終わった音楽業界が終わっただのの話はいい。ただ、ヒットチャートらしきものは在ってくれ。と、そう思う。

     

BUMPやらと邦ロックバンドのオリコン年間ランキングを振り返る①(2002~06)

BUMP OF CHICKENの新作「ray」が発売となりましたね。前作からは4年ぶり、まぁーいつものことですが相変わらずのマイペースっぷりです。それでも超トップクラスの売上なのが凄い。

RAY(通常盤) (予約特典ステッカー付)RAY(通常盤) (予約特典ステッカー付)
(2014/03/12)
BUMP OF CHICKEN

作品の感想は後日記事にするとして(もう発売から二カ月たつぞ!)、今回は良い機会なので、2003~2012位まで毎日オリコンチャートを眺めて楽しんでいた元オリコン好きとして、バンドが大ブレイクした2002年あたりから年間オリコンアルバムチャートを他邦楽バンドと一緒に振り返りたいと思います。

企画の趣旨
02年というのは面白い年です。黄金の90年代も終わり、音楽バブルも過ぎ去っていった00年代。大活躍したブランキーやミッシェルも解散あるいは終わりにむかっており、98年世代も過渡期を迎え…と、時代がまた一つ終わる…そして始まる気配が漂っていました。そんな時期に、邦ロックバンドがどのような売上で世間(年間チャート)に切りこんでいたのかを確認したいと思い記事を書きました。

今回振り返るのは2002~2006年まで。00年代ブレイクバンド第一世代、BUMP、MONGOL 800、HY、ORANGE RANGE、アジカン(略称)、ELLEGARDENなどを主に取り上げます。


注意書き。

※今回取り上げる「ロックバンド」には大御所(例えばラルクやグレイ、ミスチル、東京事変など)は含めません。曖昧ですが、02年以降ブレイクし、オリコン年間アルバムランキングTOP100に入るほど作品が売れたアーティスト(大体バンド)たちを基本的に取り上げます。。
※「オリコン的にヒットした作品を見ていこう」という企画で、「音楽シーンの遍歴を追う」ものではないです。その出っ張りの一部を拾い上げてく感じ。
※色々なバンドの売上が出てきますが、数字の多寡でその音楽の価値を測る・比較する意図は全くありません

※数字はオリコンのものです。数字は万枚単位で四捨五入してます。
※「初動」=発売1週目売上。リリースタイミングでの人気の高さ、ヒットの仕方を知る上で重要な指標です。


さて。

それではさっそく2002年から。ここらへんが学生時代にかする人は、「そんな作品あったねぇ」と懐かしみながら見るのも一興です。どうぞ!

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タグ: オリコンチャート関連

JASRACは必要か。訴訟問題から考える、その存在意義と著作権のあり方

すごいわかりづらい記事になってしまった上、こんな記事かいたそばから「パソコンも保証金の対象に」とか言い出したので、これは今度また書き直します。

jasrac_youtube05.jpg

最近JASRACがまた話題になっている。

JASRACの使用料徴収方式 「新規参入を排除」 東京高裁
東京高裁が、「管理する楽曲を一定額で使い放題にするJASRACの「包括徴収」方式は、他の業者の参入を排除する」と判断したのだ。もしこれが独占禁止法違反となるなら、著作権管理業界は大きく動くこととなる。

元々あまり好かれておらず、特にネット住民からしょっちゅう目の敵にされるJASRAC。またひとつ叩きやすい的が増えてしまったようだ。ネットでのJASRACに対する批判・叩きは2007年頃から加速しており、最近はあまり見なくなったが「カスラック」なんて言葉が浸透するほどの有り様だった。その印象から、JASRAC=悪い会社というイメージを持っている方も多いのではないだろうか。

しかし、ここで改めて、JASRACは本当にそう否定されるだけの存在なのだろうか考えたい。「著作権を盾に利権をむさぼるハイエナ」のような、漠然とした酷いイメージだけで判断してはいないだろうか。今回は件に関連した秀逸な記事を3つ紹介することで、JASRACについて、著作権についての認識を深めたいと思う。

(基本的に囲い線部(スマホなら箇条書きの部分)は引用だが、要約なので多少語尾が変わっている箇所がある。また、矢印からの文章は個人的な補足であり、作者の発言ではない)





 

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プロフィール

サム

Author:サム
旧「一人音楽座談会」。
音楽に限らず、作品やアーティストに対する検索結果がもっと充実したらという気持ちで更新しています。「もう一回聴いてみよう」「こんなのもあるのか」が好きで、「これだけ聴けばいい」が嫌い。
背景はBOCの「Tomorrow's harvest」。Twitterは↓。

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