Dinosaur Jr 全フルアルバム感想

ディスコグラフィ
ここでは個人的な解釈によって作品群を4つの時期に分類しています。初期の画像はリマスタ版です。

初期 ザ・3ピースバンドな、インディーロック全開の疾走感あふれる楽曲が主流。曲の長さも3~4分台が大半だが、熱いギターソロはすでに顕在。ボーカルは既にヘロヘロでも、バンド全体の演奏は凄まじい熱気と勢いがある。その今までにないノイズポップスタイルはソニックユース、ケヴィンシールズ(マイブラ)、スティーブ・アルビニ他多くのミュージシャンから絶賛された(ライブDVDの特典映像にて確認できる)。何がいいたいかというと、グリーンマインドだけじゃなく初期も聴いてほしいのです。


Dinosaur JrDinosaur Jr
(2005/03/22)
Dinosaur Jr

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1st。85年発売 総評・★★★★   Length:40:25
処女作ながら既にバンドの方向性は明確。当時のインディシーンに端を発しつつ、ハードコアとメタルを経由、BLACK FLAG、Hüsker Düへの憧憬、ノイズ・ラウドギターへの執着を存分に発揮してくれる。しかし音がまだ弱く若干迫力に欠けるきらいがあり、この作品から入るのはオススメしない。グランジと語られることが多いダイナソーだが、この一枚は80s初頭のロックバンド、そして90オルタナの空気間のミッシングピースにも感じる。楽曲は本当に素晴らしく、実はこれが最高傑作ではと思ったり…と自分の中で2016年現在再評価進行中。
オススメ曲→ forget the swan / the Leper / Gargoyle 他
Dinosaur Jr. - Forget The Swan (Live on KEXP) - YouTube 



You're Living All Over MeYou're Living All Over Me
(2005/03/22)
Dinosaur Jr

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2nd。87年発売 総評・★★★★★ Length:36:08
初聴きにオススメ。その評価を高めた一作であり、ファン人気も非常に高い。個人的にも最高傑作はコレだと確信するインディーロックの名作。3-4分台の楽曲たちに閉じ込められた熱すぎる演奏、メタル・ハードコア由来の強固なリズムアプローチ、そのくせパワーポップのようなグッドメロディを心底だるそうに歌いつつ、ギターソロに入ると人が変わったようにキレる。そんなダイナソーの魅力が詰まった必聴盤。「ローファイ」なんて概念が定着する前の世界、やたらハイが浮いたベース音も中々ストレンジだが、再生ボタンを押せば最初に流れてくるノイズロックの名曲「Fury Little Things」のイントロはこの録音だからこそ最高。購入の際は当時の学生リスナーに評判となった名迷カバーの「Just like heaven」収録バージョンをぜひどうぞ。





BugBug
(2005/03/22)
Dinosaur Jr

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3rd。88年発売 総評・★★★★★ Length:35:24
初聴きにオススメ。これまたインディロックの大名曲、Freak sceneが英国Indie chartに初ランクイン、売上も伸ばし、後に「1001 Albums You Must Hear Before You Die」に選ばれるなどバンドへの音楽的評価を決定づけた一作。基本は前作の延長線上だが、ギタープレイがバッキング寄り、ポップさが増した点が特徴か。3ピースバンドのお手本のような曲が詰まっており、その内容はやはり必聴。「Don't」はノイズコアの名曲。



リリース直後にベースのルー・バーロウが脱退しており、その後彼はSebadohとして活躍することとなる。


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the band apart / ”街の14景”release live SMOOTH LIKE BUTTER TOUR 2013/10/10 @札幌ペニーレイン

the band apart / SMOOTH LIKE BUTTER TOUR 2013/10/10 @札幌ペニーレインに参加してきました。6thアルバム「街の14景」リリースに伴うツアーですね。あの時のちょっとした感動を、ちょろっと記事に書き残しておきたいと思います。


やはり主役は最新アルバムだろうということで、個人的に聴きたいのは、ファン人気も高そうな暴れインスト「師走」、荒井節全開のロックチューン「アウトサイダー」!そんな期待を胸にいざ出発です。

開場は18時半、会場は安定のペニーレイン。前回訪れたGRAPEVINEの時よりも人は多めな気配です。
年齢層は…結構、いや普通に若い。大学生とかがメインそうで、カップル参戦みたいなのもチラホラ見えました。
今回は遅刻しませんよ。開場10分前には待機、500円玉片手に定刻で早速入場なのです。


入ってビックリ、物販が盛況です。特にディズニーの柄の入ったシャツが大人気(公式サイトで見れます)。これの白verがとても良い感じで、初めて「このバンドTは欲しい!」なんて思う位の代物だったのですが、財布に入れてきた予算が足りない。泣く泣く限定販売のCDとタオルで済ませました。2500円ン。

写真 2
限定CD。公式サイトからも買えるが、送料が別途必要になるので注意。内容についてはまた後日さりげなく。
写真 1
残ったお金で買ったタオル。割りと好きなデザイン。

買い物も済ませ、さてさて今度は開演を待ちます。




ここから当日の様子が入るので、何か気になる方は戻る推奨






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the band apartについて オススメアルバム・全フルアルバム感想

band apart
画像出典・http://www.loft-prj.co.jp/interview/0505/02.html
バンドについて
the band apartは1998年から本格的な活動を開始したロッックバンド。多ジャンル(ヘヴィメタル、メロコア、フュージョン、ソウル、ジャズ、ボサノヴァなど)を横断しつつ、独自のセンスで程よくキャッチーにまとめあげられたその音楽性が最大の特徴。ジャンルとしては、「マスロック」(複雑なリズムチェンジやリフが多いバンドの総称)に分類される。その演奏技術は高く、曲中にはテクニカルなフレーズや複雑なコード進行が多く見られるが、気取った雰囲気や難解さは全くなく、良い意味であっさりと気軽に聴き込めるのが彼らの魅力である。オシャレなロックとしてBGMにする事もできるし、阿吽の呼吸によるサックリなのに濃密、遊び心たっぷりなバンドサウンドに酔っ払う事もできる。しっかりとシーンにおける立ち位置を維持したまま、聴き応え抜群のアルバムをただただ届けていく様はひたすらに頼もしい。デビュー以来歌詞は全英詞となっていたが、2012年には日本語詞も解禁した。

メンバー
荒井 岳史(あらい たけし):ボーカル&ギター
川崎 亘一(かわさき こういち):ギター
原 昌和(はら まさかず):ベース&コーラス
木暮 栄一(こぐれ えいいち):ドラムス 

オススメ曲


独断で選ぶ初聴きにオススメなthe band apart曲。1stから時系列順に。
Eric. W (K. AND HIS BIKE収録)
Higher (quake and brook収録)
Still awake (alfred and cavity収録)
I love you wasted Junks&Greens (Adze of penguin収録)
photograph (Scent of August収録)

the band apart ~音楽性から見る関連バンドと、テクニカルフレーズの宝庫「マスロック」

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プロフィール

サム

Author:サム
旧「一人音楽座談会」。
音楽に限らず、作品やアーティストに対する検索結果がもっと充実したらという気持ちで更新しています。「もう一回聴いてみよう」「こんなのもあるのか」が好きで、「これだけ聴けばいい」が嫌い。
背景はBOCの「Tomorrow's harvest」。Twitterは↓。

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