2014年 新譜感想記事 一覧

2014年に聴いた一枚、その感想記事たちをまとめておく所です。太字は強くレコメンド。

1年のまとめです↓
2014年 個人的年間ベスト(洋楽)

ベテラン組み
Damien rice / My favourite faded fantasy
最高傑作では。自身の人生を見つめ歌い上げた会心の復帰作
Thurston Moore / The Best Day  
良くも悪くも帰ってきたソニックユース節
Pixies / Indie Cindy
23年ぶり。ちゃんと現代に自分たちの音を鳴らす力強さ
Beck / Morning phase
傑作。Waking Lightに照らされたベックのこれからに期待大
The Notwist / Close to the Glass
知的不可思議な魅力健在、ただちょっと掴み所がない
Damon Albarn / Everyday Robots
実は誰よりユニークな音楽キャリアを持つデーモン、ついにソロ名義で集大成
Stephen Malkmus & the Jicks / Wig Out at Jagbags
ベテランのちょいダル締める所は締めるロックサウンドは正義

注目の中堅・若手組み
Mac Demarco / Salad days
リラックスしすぎやろ!脱力感と倦怠感はダメな休日に最高
THE HORRORS / LUMINOUS
もっとぶっ放してほしい。出来はともあれ堅実すぎた
Real Estate / Atlas
音にまろみを求める方へ。歪ませないギターロックの魅力ココにあり
Cloud Nothings / HERE AND NOWHERE ELSE
勢いだけなら間違いなく今年度1位。ただし…
+/- (Plus/Minus) / Jumping the Tracks
自分が好きなロックはこんな具合です。地味ながら全曲聴かせる超好盤
Hundred Waters / The Moon Rang Like A Bell
籠り広がる内省的リバーブサウンド。もう一歩ほしいが良作
Craft spells / Nausea 
推薦盤。素敵な休日に似合うネオアコ気味ドリームポップ

上半期新譜振り返り(以下を収録)
The New Mendicants / Into the Lime
最近グッドソング足りてないな~という方に
ENO & HYDE / SOMEDAY WORLD
これだからポップミュージックは面白い
Woods / With Light With Love
往年のロックサウンドでも現代にタメをはれる

14年新譜感想~ロック外~(以下を収録)
ENO ・HYDE / HIGH LIFE
ポップで結んだ探究家たちの実験成果
Owen Pallett / In Conflict
バロックポップ+エレクトロニカ?
Prince / Art Official Age
味わいサラリと大人の余裕

14年新譜感想~ロック編 (以下を収録)
Merchandise / After the End
陽性サイケデリア ちょっとかっちりしすぎかも
THE PAINS OF BEING PURE AT HEART / DAYS OF ABANDON
キラキラを保ったまま成熟していった稀有なバンドに
Owls / two
かったるめ?瞬発力に欠ける一作
J. Mascis / Tied to a star
おじさん(まだそんな歳ではない)の渋みにいやされる      

タグ: 14年

2014年 個人的年間ベスト(洋楽)

やってみます。インディロック多め。「このシーンを追った」「気になるもの全部聴いた上で選んだ」とか、しっかりしたものじゃないんですが、やっぱりこういうのを考えるのは楽しいので…不肖ながら波に乗らせてください。ちなみに去年はこんな感じでした。
2013年 個人的年間ベスト(洋楽)

今年は洋楽ばかり聴いてたので、選出も洋楽に絞ることにします。趣味嗜好がロック寄りの人なので、そんな感じになります。選考基準は「自分が面白い・良いと思ったもの」それのみです。よろしくお願いします!
 
ブログに記事を書いていたものは、せっかくなのでリンクも張っておきました。もし気になったらそこから動画へどうぞ。

<内容>
・マイ年間ベスト10
・メモ
・惜しくも選出外な6作品

 

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タグ: 14年

Damien rice / My favorite faded fantasy (2014) 全曲感想

ダミアンライスの傑作新譜を、対訳を吟味しつつ全曲見ていきます。

1. "My Favourite Faded Fantasy" 6:12
表題曲で、リード曲。アルバムはいかにも寂しげなイントロで静かに幕を開ける。歌いあげられるのはラブソングだが、主人公は「愛してるぜマジハッピー」みたいな能天気な心持ちでは全くない。今までにない新しい感情に襲われ、ひどく不安定な状態で、「もし君といれたら、一体どうなってしまうんだろう」と戸惑いながらも、躁鬱的な伴奏に導かれ、激情の中「君を愛している」と切実に歌い上げていく。この曲で自分はこのアルバムは良いかもな、と購入を決めた。見事あたりだった。スパンと断ち切る終わりまでスキのない名曲

2. "It Takes a Lot to Know a Man" 9:33
すれ違いや、分かりあうことの難しさについての歌だろうか。途中の、語りかけるボーカルが多重録音で重なっていくところが聴き所。そこで他者への問いかけを繰り返したあと、5分以降はピアノとストリングスが4分半にわたってオーケストラのような展開を見せていく。ここも映画のエンドロールのようで美しい。非常に物哀しい曲調だが、かといって絶望しているわけでもなく、複雑な感情を見事にとらえていると思う。

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タグ: 全曲一言感想づけ

Damien rice / My favourite faded fantasy (2014) レビュー


マイ・フェイヴァリット・フェイデッド・ファンタジーマイ・フェイヴァリット・フェイデッド・ファンタジー
(2014/12/10)
ダミアン・ライス

Nice Jacket
良いアートワークです。紙ジャケの質感もまた良くマッチしています。

(凄く良い)>太字(良い)>普通 赤太字は名曲 、斜体はリードトラック、下線は個人的なベストトラック

1. My Favourite Faded Fantasy  6:12
2. It Takes a Lot to Know a Man   9:33
3. The Greatest Bastard   5:04
4. I Don't Want to Change You  5:26
5. Colour Me In  5:18
6. The Box  4:27
7. Trusty and True  8:09
8. Long Long Way   6:21

Total Length 49:50

総評・★★★★★
空白を歌い切り新しい一歩を踏み出した復活作 その表現力に唸る

レーベルはワーナー、ダミアン・ライス、8年ぶり3枚目のフルアルバム。詳細はビルボードの記事をどうぞ。自分はダミアンライスに特に思い入れがなかった。1枚目をサラッと聴いて「フーン」、ライブ映像を見て「生だとすごいな」これ位の印象だった。しかし今作、コレは最高傑作だと思った。

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タグ: 14年 40分台 傑作

プロフィール

サム

Author:サム
旧「一人音楽座談会」。
音楽に限らず、作品やアーティストに対する検索結果がもっと充実したらという気持ちで更新しています。「もう一回聴いてみよう」「こんなのもあるのか」が好きで、「これだけ聴けばいい」が嫌い。
背景はBOCの「Tomorrow's harvest」。Twitterは↓。

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