The Sea and Cake / Runner 全曲レビュー

01. On and On 3:50
相変わらずの圧倒的若々しさを見せる、アップテンポなオープニングチューン。風を切るというより、風を受けて進んでくようなギターが心地よい。後半部の楽器の絡みがまた良いなぁ。

02. Harps 4:07
ほのかなぬくもりを感じる、どこかシンセポップっぽい手触りの曲。実際シンセでメロディ書いたそうな。一番最初に発表されてPVも作られてたし、今作のリードトラック的な曲なのかな?派手さは全くないけど、聴いててなんか満たされて幸せな気分になれる、S&Cらしい曲。

03. A Mere 4:22
これも通常運転の曲調。だけども、やけに洗練されて聞こえるのは何故だろう。リズムがきちんとしまってるからかなぁ。サムのボーカルラインが進化してる気もする。

04. The Invitations 4:22
いかにも前作「moonlight~」を通過したから出来たんだろうな、という曲。途中から曲調が変わって、ギターのコード弾きを発展させていくあたり特に。

05. Skyscraper 2:56
このアルバムの個人的イチオシ。もう最初のサムのボーカルの入りから最高。そこから前作収録の「North~」(これも良い曲)的なメロディを展開、立て続けに歪みソロ~と駆け抜けて、3分以内ってのが素晴らしい。タイトルは「超高層ビル」とか「摩天楼」って意味らしい。かっこいいね。

06. Harbor Bridges 3:31
前作収録「Monday」路線の、アコースティックな一曲。いつも以上にメロディラインが綺麗だと思う。間奏の楽器の響きもグッとくる。

07. New Patterns 5:40
ニューパターン!中々挑戦的なタイトル。タイトル通り、普段見せないようなギターフレーズがしょっぱなから登場するのでワクワクする…けども、全体的な構成的には割といつもどおりかな?コード進行は新鮮味を感じるけど。さりげなく後ろでペダルっぽく響いたりしてるシンセが良い仕事してる。

08. Neighbors and Township 3:49
トラック5と同じく、今作イチオシの曲。展開を変えてからの演奏がカッコイイんだ。もっとギターストロークの音をジャカジャカ録音してくれるとうれしかったかな。曲全体も、山場にクールダウンもあって凄く良くまとまってると思う。

09. Pacific 2:39
ここの曲順だけ少し納得がいかない。前の曲で良い感じに乗ったところからこの曲というのは少し流れが悪く感じてしまう。ただ曲自体はかなり面白くて、リズムの押し引きとか、後ろで鳴らすメロディラインとかが新鮮。個人的にはこっちの方がニューパターンて感じがする。

10. The Runner 4:39
タイトルトラック。「ランナー」だけども超スローテンポなのが非常にらしい。短距離走とかマラソンとかのランナーじゃなく、なんかもっと広い意味でのランナーを指してるんだろう。自分にとってこの曲は、このバンドが辿ってきた20年もの歴史の軌跡に思えるわけで。そう考えると感慨を感じずにはいられない。彼らのいいところは、その長い年月を全然堅苦しく感じさせないところだと思う。 

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プロフィール

サム

Author:サム
旧「一人音楽座談会」。
音楽に限らず、作品やアーティストに対する検索結果がもっと充実したらという気持ちで更新しています。「もう一回聴いてみよう」「こんなのもあるのか」が好きで、「これだけ聴けばいい」が嫌い。
背景はBOCの「Tomorrow's harvest」。Twitterは↓。

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