Fugazi / End hits (1998) 感想


End HitsEnd Hits
(1998/04/28)
Fugazi

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このジャケ凄くクールで好き。洗練されてるのに飾り気も嫌みも感じないのが良い。

(佳曲)<太字(好み)<普通 赤太字は名曲 灰色は好きでない、下線は個人的なベストトラック
トラックリスト
01. Break – 2:12
02. Place Position – 2:45
03. Recap Modotti – 3:50
04. No Surprise – 4:12
05. Five Corporations – 2:29
06. Caustic Acrostic – 2:01
07. Closed Captioned – 4:52
08. Floating Boy – 5:45
09. Foreman's Dog – 4:21
10. Arpeggiator – 4:28
11. Guilford Fall – 2:57
12. Pink Frosty – 4:09
13. F/D – 3:42

Total Length 47:48

総評・★★★★☆
自分たちの感覚を暴走させ、とてつもなく凶暴なエネルギーを得た異色作

ついにここまで来ました。主要フルアルバムは残る所オーギュメントだけですね。ということで、サウンドトラックを除けばセミラスト作がコレ、End Hits。自分がフガジで一番最初に手に取ったアルバムでもあり、思い入れが強い作品ですねー。前作で「ふっ切ったフガジ」と書きましたが、今作は解放され「好き勝手暴れ回るフガジ」が聴けます。まぁとりあえず下のリンクから一曲目のBreak聴きましょう。

今作は、とにかく色んな音や、ジャンルも何もを自分たちの音楽として呑み込んで、力でねじふせてまとめあげた様なアルバムです。正直曲の繋がりとか無茶苦茶だと思うんですが、そんなチャチなこと考える暇すらない剛速球っぷり。特に前半(7曲目位まで)の勢いは凄まじい。押しに押してくる曲が並ぶのですが、熱気が凄すぎて「うあーこれヤバイな」となるしかない。フガジも今作がもう5(13songsを入れれば6)作目ですが、ここにきてこの進化っぷり、とんでもない。

逆に前半が凄すぎるせいで、後半が多少冗長に感じる部分もあるのが唯一の個人的な難点。そういえばトータル48分はフガジの中でも最長か。しかし聴きこんでいくと、後半は後半で爽快なインストやテンポを抑えた未知な曲調など、更に深く音楽に潜っていくフガジを楽しむ事が出来ると思います。この確固たる個性を持ったバンドたちが鳴らしていく、多彩な楽曲たちもまたこのアルバムの魅力でしょう。アルペジッターとかね、ホント凄いから。

一般的にもフガジ最初の一枚といえばコレ!ですし、クオリティは保証しますが、よくよく聞いてくと今作はフガジの中では少し「異色作」の部類だと思うのでそこは気をつけましょう。この作品から入って、シンプルなロックの破壊力にやられたとも思ったらRepeaterへ、新感覚のロック感にやられたと思ったらargumentに行けばいいのではないかと。

視聴用の動画はこちら
tr1 http://www.youtube.com/watch?v=aPEqasj1uMI
Break! 曲構成的にはRepeaterの発展形と言えるかも。とにかく打ち震えるしかないスリリングな一曲。
tr4 http://www.youtube.com/watch?v=ySxkK0z4tpc
radioheadではないです。たまらんアルペジオ。初めて聞いた時はこれが「ポストハードコアか…!」なんて思ったものです。
tr10 http://www.youtube.com/watch?v=dxeI3APNAEQ
インスト。そのツインギターの絡みとドラミングはライブでこそ真価を発揮する…がその動画消されたっぽい(; :)
tr.6 http://www.youtube.com/watch?v=-RHqYtba2sQ
イントロを上手い事サンプリングしたらすごくいいHIPHOPできそう。とにかくテンションがヤバい曲。

次作(The argument)へ飛ぶ
前作(Red Medicine)に飛ぶ
     

タグ: 90s 40分台 佳作

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プロフィール

サム

Author:サム
旧「一人音楽座談会」。
音楽に限らず、作品やアーティストに対する検索結果がもっと充実したらという気持ちで更新しています。「もう一回聴いてみよう」「こんなのもあるのか」が好きで、「これだけ聴けばいい」が嫌い。
背景はBOCの「Tomorrow's harvest」。Twitterは↓。

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