Deerhunter / monomania (2013) 感想


モノマニアモノマニア
(2013/04/24)
ディアハンター

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特殊加工が施されていて良い感じになっている。タイトル通りこだわりがあって良し

(佳曲)<太字(好み)<普通 赤太字は名曲 灰色は好きでない、下線は個人的なベストトラック
トラックリスト
01. Neon Junkyard   2:52
02. Leather Jacket II  3:09
03. The Missing  3:41
04. Pensacola  4:00
05. Dream Captain  3:02
06. Blue Agent   3:30
07. T.H.M.  4:19
08. Sleepwalking   3:08
09. Back to the Middle  2:37
10. Monomania   5:19
11. Nitebike   4:17
12. Punk (La Vie Antérieure)  3:27

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Total length : 43:21

総評・★★★★
何をしようと決して焼き増しにならないその個性
マイクロキャッスル→ハルジオンダイジェストという会心の二連打(ピッチフォーク的には2ndからの三連打)で一気に人気インディロックバンドとなったディアハンター。ジョシュの脱退を受けてベーシストが補填されると同時に、もう一人ギタリストが足されたという事で、今作は半数以上の曲(クレジットを見ると7.8.9.10.11以外かな?)でトリプルギターという刺激的な事になっている。3者ともギターソロみたいなフレーズ弾くタイプのギタリストじゃないので「熱いギターの絡み」というより大体「各自勝手に弾き倒し」状態になっているのだが、そこがとても気持ち良い
 
音楽性が変わっても奇妙な聴感覚は変わらず
レザージャケット2(字面にすると凄い曲名だな)やモノマニアなどのバリノイズ組にmissingやsleepwalkingなどのわりかしいつも通りのディアハンター組、そして穏やか組のT.H.MにNitebikeと、一見多彩に見えて大体一アルバム3.4種類くらいの曲パターンでまとめあげる所もいつも通り。無駄に色々やるのでなく、しっかり領域を絞った上でソコに潜っていくあたりが非常に理性的な感じがする。その上で毎回何かチャレンシを見せてくるのが聴いてて楽しいなぁ。彼らの場合、どんなジャンルを吸収しようが結局は「ディアハンターっぽい奇妙さ」に着地するのが面白い。

バンドとしてのストレンジさ
どこか幻想的な音楽を作るバンドは大抵、リズム隊を意図的に抑えて異空間を演出する事が多いが、ディアハンターは元々肉体的なリズムの上に非現実的な自分たちだけの世界を広げられる所が最大の個性だと思う。今作、モノマニアはそんな彼らがガレージを意識して踏み込んだんだというころで、良い作品になるのは半ば必然だった。こう展開していけるバンドは中々いないだろうし、そもそもソコからコッチに行こうとするのはストレンジだ。ストレンジという単語はわりと悪い意味あいも含むと聴くが、このバンドの場合はそこも含めて全部長所(個性)だろう。

好き勝手やってる感じが単純に聴いてて楽しい
今回はそこまで「この作品やべぇ!」とはならなかったが、相変わらず聴いててワクワクさせられるというか、非常にインディバンドらしい「音楽作るの楽しい!」感を感じさせてくれる素敵なアルバムでした。プレッシャーがかかる状況下におかれているだろうに、未だ鮮明にその感覚を保っているってのは本当にそれだけで賞賛物だと思う。次作はどうくるんだろう。それを考えるとまたとても楽しみだ。

視聴用の動画はこちら
http://www.youtube.com/watch?v=w0tc13bpoMc&feature=share&list=PLyOg2Z12L928eYLDHfsweHulSqUtbUxq8
sleepwalking→monomania。
レザージャケットは流石に抵抗があった。曲については上のリンクからどうぞ

monomaniaはテレビ番組でのパフォーマンスがカッコよかったのでついでに張っておく。
http://amass.jp/20037
2:50位からの、それありなのかというというパフォーマンスが好き。逆に衝撃のラストシーン。
     

タグ: 13年 40分台 まとまり

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サム

Author:サム
旧一人音楽座談会。
「もう一回聴いてみよう」「こんなのもあるのか」が好きで、「これだけ聴けばいい」が嫌い。普段はTwitter↓にいます。

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