NEU! / NEU! (1972) 感想


Neu (Reis)Neu (Reis)
(2008/08/26)
Neu

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クソポップなジャケ。中身を開いていくと大小様々3つのサイズのNEU!が見えて何故かちょっと苛つく

(佳曲)<太字(好み)<普通 赤太字は名曲 灰色は好きでない、下線は個人的なベストトラック
トラックリスト
1. Hallogallo 10:07
2. Sonderangebot 4:51
3. Weissensee 6:46
4. Im Glück 6:53
5. Negativland 9:47
6. Lieber Honig 7:18

Total length : 45:51

総評・★★★★☆
反復ビートにのった心地よいバンドサウンドに音響実験を挟んで

ネウ!じゃありません。ノイ!と読みます。そんな安易な読み間違いをしてしまうのは自分だけで良いです。ウィキを見る所、発売当時は全然売れなかったそうです。が、年月を経るごとにその評価は確固たるものとなっていき、今ではCANと並んでクラウトロックの代名詞として語られることも多い重要アルバムにまで上り詰めました。ドイツ語で「新しい」を意味するらしいそのバンド名通り、今聴いても面白いサウンドが詰まった楽しいアルバムです。バンドっていってもメンバーはたった二人なんですよね。凄いなぁ。

アルバムの構成は明確。1.3.5.が「これがクラウトロックか!」という感じの魅力的かつ面白いバンドサウンドタイプの曲たちで、その三曲に挟まった2.4.6が音の実験室みたいなアンビエント(ノイズもあるけど)作というサンドイッチ構成です。何でこんな極端な構成にしたんだろ…とも思いますが、曲間が妙に綺麗に繋がっていく部分を聴くと「実験成果」→「その応用」みたいな感じもします。

1は代表曲でもある名曲。音の重なり具合がーとか音響がーとかじゃなく単純に鳴らされる音が心地よいという素敵な一曲です。2はノイズ音響実験室見学といった感じ。割と好きですがコイツのせいで寝る時再生しづらいのが不満(なんだそれ)。前曲から上手い事繋がる3も良いですね。今聴いても新鮮な印象のミドルチューンです。アンビエントーな4を挟みノイジー気味の5がこれまた良し。ベースの音の感じはステレオラブにもつながっていく所なんじゃないでしょうか。そして最終曲、苦笑い待ったなしの唯一ボーカル曲Lieber Honig何故これを収録した?と小一時間問い詰めたくなる位一つだけ異質な曲です。ヘタウマを超えた、その衝撃のボーカルは是非あなたの耳で確かめてみてください。なんかもう逆に芸術に感じる勢いです。CANのムーニーといい、この手のバンドの人たちは何かそういうフェチでもあるんですかね…。ちなみに4.5.6はB面として、Jahresübersicht (Part 1.2.3)という位置づけになってるみたい。へぇー。

良く名前も目にするし気になるなーという方は是非是非。沢山のミュージシャンに影響を与えた今も、古き良き古典とならず新鮮な響きを保っている素晴らしいアルバムだと思います。2以降はいろんな意見があってまだ聴いてないんですが、近いうちに聴いてみたいなー。

視聴用の動画はこちら

一曲で十分。聴いてて「良い感じだなー」とか「気持ちいいなー」と思ったら買って間違いないッ
     

タグ: 70s 40分台 有名作 佳作

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プロフィール

サム

Author:サム
旧「一人音楽座談会」。
音楽に限らず、作品やアーティストに対する検索結果がもっと充実したらという気持ちで更新しています。「もう一回聴いてみよう」「こんなのもあるのか」が好きで、「これだけ聴けばいい」が嫌い。
背景はBOCの「Tomorrow's harvest」。Twitterは↓。

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