THEE MICHELLE GUN ELEPHANT / High time (1996) 感想


High TimeHigh Time
(1996/11/01)
Thee michelle gun elephant

商品詳細を見る
少なくともカッコ良くはないジャケ。だが嫌いじゃない。
…ミッシェルは一円じゃないみたいだ。もう最近邦楽のCDは最初にそこ確認するようになってきた
(佳曲)<太字(好み)<普通 赤太字は名曲 灰色は好きでない、下線は個人的なベストトラック
トラックリスト
01. brand new stone (4:40)
02. リリィ (4:11)
03. 恋をしようよ (5:00)
04. sweet MONACO (3:20)
05. シャンデリヤ (4:41)
06. blue nylon shirts (from bathroom) (3:24)
07. bowling machine (3:08)
08. 笑うしかない (6:10)
09. flash silver bus (2:51)
10. キャンディ・ハウス (texas style) (3:35) 
11. スロー (4:12)
12. Baby,please go home ~ wave'33 (7:39)

全曲一言感想へ飛ぶ
Total length : 52:51

総評・★★★★★
この音だよ!手放しで称賛したい最高の自然体ロック 
前作「cult grass stars」でデビューを果たしたミッシェルが、たった8か月で作り上げ、次なる大ブレイクを期待させたのが今作High Time。これを助走に彼らの快進撃が始まるのですが、それを予感させるには十分すぎる傑作かと。
 
バンドのレベルは飛躍的に向上、ロックバンド「ミッシェル」爆誕
録音はより生っぽさを増し、曲自体も一気にレベルが底上げされ、全体を通して非常に飛躍感があります。今作もチバの歌詞は冴えまくり。いじけ感が若干薄まり、「なんでそうなるんだ」とツッコまざるを得ない語感センスで単純明快馴染みやすいメロディに乗せて文脈の分からない単語と文を次々放っていく様は壮観。自分としては歌詞含めてこの時期のチバの声がやっぱり好きですね。アベの仕事に関しては言う事がありません。この時点ではやっぱり一人飛びぬけている感じがします。ウエノのベースも頼もしく、グイグイ曲を引っ張っていきます。クハラさんのドラムは他3人のテンションを見据えながらうまくまとめきっている印象。まぁ、要はいつも通り素晴らしいバンドの連携なわけです。

駆け上がる一歩手前、ロックバンドとしての青春時代最後の一枚
ミッシェルは「最高にカッコ良いロックバンド」として捉えられる事が多いものの、そうした印象は次作以降の一連の作品群(そしてその鬼気迫っていくライブ)で形成されていったものだと思います。今作における彼らは前作に続いてまだまだ青臭く、演奏も何もかなり自然体。演奏のテンションはともかく、その前の精神的な部分は緊張感なくリラックスしきりな感じがします。そのある意味和やか(?)な雰囲気がとても心地よいです。気取ってない。観衆を強烈に惹きつけるあの無敵のオーラを完全に纏う前、言うなれば本格的に「バンドで大きくなっていこう」と覚悟を決める一歩手前。その後の想像を超える躍進とその音楽性の変化を見て行くと、単純に好きで自由に音楽やってた彼らの青春時代最後の一枚なのかもしれません。それは勝手な想像すぎるかな。ベストトラックはそんな感じであえて12です。

ともかくも今作には中々得がたい絶妙な空気感が宿っていると思います。バンドが大きく羽ばたいてく、その瞬間を収めた様なアルバム。たまらんばい。 

視聴用の動画はこちら

リリィ→sweet MONACO(Live)→Blue nylon shirts(Live)
選びたい曲多すぎて難しいな…。とりあえずキャッチーそうなのを並べてみるが全体的に必聴。
コメカミ指でこじあけてから甘いモナコへ逃げて温かな日々を転げ落ちる

次作(Chicken Zombiez)へ飛ぶ
前作(cult grass star)へ飛ぶ
     

タグ: 40分台 傑作

コメント

コメントの投稿


非公開コメント

プロフィール

サム

Author:サム
旧一人音楽座談会。
「もう一回聴いてみよう」「こんなのもあるのか」が好きで、「これだけ聴けばいい」が嫌い。普段はTwitter↓にいます。

カテゴリ
Twitter
リンク
クリックで展開
NewCcounter