THEE MICHELLE GUN ELEPHANT / Chicken Zombies (1997) 感想


Chicken ZombiesChicken Zombies
(2000/07/29)
Thee michelle gun elephant

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何処かで見た様な気がするジャケ?そう思った方は是非調べてみてね!

(佳曲)<太字(好み)<普通 赤太字は名曲 灰色は好きでない、下線は個人的なベストトラック
トラックリスト
01. ロシアン・ハスキー   (2:26)
02. ハイ!チャイナ!  (2:58)
03. マングース  (3:21)
04. ゲット・アップ・ルーシー (Album Version)  (4:36)
05. バードメン  (3:48)
06. ブギー  (8:16)
07. アイブ・ネバー・ビーン・ユー(Jesus Time)  (0:08)
08. COW 5 (2:00)
09. カルチャー (Album Version)  (3:11)
10. サニー・サイド・リバー  (4:27)
11. ブロンズ・マスター  (3:23)
12. ロマンチック (Broiler Dinner Version)  (6:34)
13. アイブ・ネバー・ビーン・ユー(King Time)  (0:22)

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Total length : 45:30

総評・★★★★★
上り調子のまま訪れた過渡期、バランスのとれた傑作
伝統的なロックンロールやパブロックの上にあざとさのないポップなメロディを取り入れて…という正統派スタイルで曲を練り上げていたTMGEが、今までの流れを踏まえながら新しい一歩を踏みだしたのが今作、チキン・ゾンビーズ。どの曲も力と熱が入っており、個人的にはコレが彼らの最高傑作だと思います。
 
前期・後期の彼らのスタイルが見事に同居している
今作には彼らの2つの作曲スタイルが綺麗に同居しています。一つはお得意の古典的コード展開で紡がれた楽曲(1.2.3.8.9.11.12あたり)。そしてもう一つはワンアイデアなコード進行(或いはベースライン)を展開した出来た楽曲(4.5.6.10あたり)です。前者はアベフトシを筆頭に全体的にソリッド感が増し、バンドの確固たる成長を見せつけています。後者のスタイルは今後の彼らの基本作曲スタイルになっていくわけで、過渡期を思わせます。そのスタイルが顕著なのは、シンプルなコード進行にキャッチーなメロを乗せたバードメン」と、印象的なコード進行一つで描き切ったブギー」。この2つのスタイルでもって、後期の彼らは楽曲を量産していきました。そういう意味でも重要な曲です。

カッティング刻むアベフトシの全盛作
演奏についてはアベフトシに尽きる気がします。勿論皆素晴らしい仕事をしているのですが、それでも抜きんでている。(何となく、ハイタイムはミッシェル全体が、チキンゾンビーズはアベが、ギアブルーズはチバがメインの作品という気がします。)そのキレッキレのギターサウンドはギタリストなら必聴…とか言ってみる。いやでもホント単純にかっこいいです。

チバのボーカル・歌詞・佇まいもまた過渡期
もうひとつ言うなら、自分は本作までのチバさんの声が一番好きです。芯が太いのに、どこか青いというか若いこの感じ。どストライクです。次作からは音楽性とともにスキがなくなってしまい、ちょっとカッコ良すぎて勝手に違和感を感じてしまうのでした。ファンにあるまじきかな…。

TMGEは「ギアブルーズ」からという意見は多いですが、彼らのバックグラウンド、そしてバンド独自の個性の調和という点では今作が一番かと。コロムビア創立100周年記念企画「後世に残したい300作品」に選出されたからというわけではありませんが、是非とも押さえておきたい邦ロックの傑作だと思います。

視聴用の動画はこちら

バードメン→Get up lucy→ロシアンハスキー(ライブ)

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タグ: 40分台 名盤 バンドマンへ

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サム

Author:サム
旧「一人音楽座談会」。
音楽に限らず、作品やアーティストに対する検索結果がもっと充実したらという気持ちで更新しています。「もう一回聴いてみよう」「こんなのもあるのか」が好きで、「これだけ聴けばいい」が嫌い。
背景はBOCの「Tomorrow's harvest」。Twitterは↓。

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