Fugazi / Insturument soundtrack (1999) 感想


Instrument - O.S.T.Instrument - O.S.T.
(1999/04/27)
Fugazi

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相も変わらずカッコいいジャケ。こんなん棚に置かれてたら買いますわ

(佳曲)<太字(好み)<普通 赤太字は名曲 灰色は好きでない、下線は個人的なベストトラック
トラックリスト
01. Pink Frosty - 3:47 (demo)
02. Lusty Scripps - 3:42
03. Arpeggiator - 2:54 (demo)
04. Afterthought - 1:28
05. Trio's - 2:15
06. Turkish Disco - 2:34
07. Me and Thumbelina - 0:45
08. Floating Boy - 3:35 (demo)
09. Link Track - 1:26
10. Little Debbie - 1:49
11. H.B. - 1:19
12. I'm So Tired - 1:59
13. Rend It - 3:32 (demo)
14. Closed Captioned - 5:50 (demo)
15. Guilford Fall - 3:29 (demo)
16. Swingset - 1:37
17. Shaken All Over - 0:58
18. Slo Crostic - 2:41

Total length : 45:47

総評・★★★★
フガジというバンドが出す「音」そのものを存分に味わう
本作はフガジが自身のバンドドキュメンタリー映画に寄せて作られた、タイトル通りのサウンドトラックです。エンドヒッツ~オーギュメント間のリリースとなっています。内容は89~97までのアウトトラックやデモトラックとなっており、インストゥルメンタルとありますがボーカル曲もあります。以前の記事でもふれたように、自分としてはフガジの最高傑作は最終作「The argument」(記事リンク)だと思っているので、そこに至るまでの軌跡を考えてもまた興味深い作品かと。 
雑多にまとめたが故に核にある個性が浮き彫りに
さて肝心のその中身ですが、タイトルに「インストゥルメント」と名付けられただけあり、「フガジというバンドが出す音そのもの」に焦点が当てられたような内容となっています。やはり普段とは音楽性が多少異なるものの、デモトラックでもアウトトラックでも鳴らされる音はいつも通り独特のテンションに包まれています。むしろこうして雑多に詰め込んだことによって、よりこのバンドの特性が浮かび上がったんじゃないかな。

楽しみ方は人それぞれ
色んな音があるので、人によって聴き所が変わってくる作品でもあると思います。荒目ながらも緊張感ある雰囲気を纏うその音響に目を向ける事も出来るでしょうし、単純に好きな曲のデモバージョンを楽しむことも出来ます。個人的には普通にカッコいいtr2、ドラムが大きくフューチャーされたtr14、その他サントラならではの不穏なBGM的な曲が好きです。

フガジの中でも異質、人気曲I'm so tiredは必聴
それでもやっぱり白眉はトラック12のI'm so tired。まさかのピアノ弾き語りで歌われるミディアムバラードチューンです。何も特別な事をしてないのに、やたらと心にひっかかるのはイアンの声のせいか、ぶっきらぼうなくせに哀愁のあるピアノの音のせいか。何にせよ短いながら素晴らしい一曲です。

適当な企画編集ものなんてクオリティではない
フガジそのものを聴きほぐすようなアルバムなので買うのは後回しでいいと思いますが、その充実した内容からは色々な発見があります。そもそもフガジが鳴らす音が好きという方なら、問題なく好きになれるでしょう。単なる企画作なんかではない、オリジナルアルバムの一つとして位置付けていい作品だと思います。映画もいつか見てみたいよ。

視聴用の動画はこちら

Lusty Scripps→I'm so tired
曲を聴いて買うというよりは好きなバンドの作品だから買うというタイプの作品だと思うけども一応…。
2曲目はホントゾクゾクくる。


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タグ: 90s 40分台

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プロフィール

サム

Author:サム
旧「一人音楽座談会」。
音楽に限らず、作品やアーティストに対する検索結果がもっと充実したらという気持ちで更新しています。「もう一回聴いてみよう」「こんなのもあるのか」が好きで、「これだけ聴けばいい」が嫌い。
背景はBOCの「Tomorrow's harvest」。Twitterは↓。

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