the band apartについて オススメアルバム・全フルアルバム感想

band apart
画像出典・http://www.loft-prj.co.jp/interview/0505/02.html
バンドについて
the band apartは1998年から本格的な活動を開始したロッックバンド。多ジャンル(ヘヴィメタル、メロコア、フュージョン、ソウル、ジャズ、ボサノヴァなど)を横断しつつ、独自のセンスで程よくキャッチーにまとめあげられたその音楽性が最大の特徴。ジャンルとしては、「マスロック」(複雑なリズムチェンジやリフが多いバンドの総称)に分類される。その演奏技術は高く、曲中にはテクニカルなフレーズや複雑なコード進行が多く見られるが、気取った雰囲気や難解さは全くなく、良い意味であっさりと気軽に聴き込めるのが彼らの魅力である。オシャレなロックとしてBGMにする事もできるし、阿吽の呼吸によるサックリなのに濃密、遊び心たっぷりなバンドサウンドに酔っ払う事もできる。しっかりとシーンにおける立ち位置を維持したまま、聴き応え抜群のアルバムをただただ届けていく様はひたすらに頼もしい。デビュー以来歌詞は全英詞となっていたが、2012年には日本語詞も解禁した。

メンバー
荒井 岳史(あらい たけし):ボーカル&ギター
川崎 亘一(かわさき こういち):ギター
原 昌和(はら まさかず):ベース&コーラス
木暮 栄一(こぐれ えいいち):ドラムス 

オススメ曲


独断で選ぶ初聴きにオススメなthe band apart曲。1stから時系列順に。
Eric. W (K. AND HIS BIKE収録)
Higher (quake and brook収録)
Still awake (alfred and cavity収録)
I love you wasted Junks&Greens (Adze of penguin収録)
photograph (Scent of August収録)

the band apart ~音楽性から見る関連バンドと、テクニカルフレーズの宝庫「マスロック」

ディスコグラフィ(ジャケを貼るのにアフィが一番楽だったのでお許しください)

K.AND HIS BIKEK.AND HIS BIKE
(2003/09/24)
the band apart

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1st。総評・★★★★★ Length 44:45
初聴きにオススメ。既にそのクオリティは尋常でなく、この時点で基本的な音楽性は完成されている。彼らの作品中最もワイルドな作風をしており、ロック感も強いので熱く盛り上がる。ボサノヴァからエモへ、ファンクもどきからジャジーへと、縦横無尽なそのミュージックはいつだって魅力的。未だ多くのファンの支持を集める代表作。最初はやっぱりこの一枚です。
オススメ曲→ FUEL / FOOL PROOF / Eric. W 他大体全部

quake and brookquake and brook
(2005/05/11)
the band apart

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2nd。総評・★★★★☆ Length 37:58
初聴きにオススメ。前作の延長線上となる作品だが、今作はエモとロック感を減らし、爽やかさが強まっているのが特徴。BPMも構成も緩急が意識されており、クリアな音になった分スキマの旨みも深まった。その辺りの違いで前作と入り口を選ぶと良いかと。「オシャレなロック」と言って一番シックリくるのはコレ。こちらも代表作といっていいだろう。
オススメ曲→ coral reef / higher / real man's back 他

alfred and cavityalfred and cavity
(2006/10/04)
the band apart

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3rd。総評・★★★★  Length 42:25
前作より更に軽やかさを強めた一作。幅広いジャンルの影響を「ポップ」と「ロック」で自分たちの音楽に落としこんでいるのが特徴。特にドラマーが色んなリズムを叩いており(ブラジルなどのワールドミュージックを思わせたりも)、そこをメンバーでどう料理するか?が聴きどころだろう。バンドマンとしては最も参考になる一枚かもしれない。コレというキラーチューンがないので地味に映るかもしれないが、曲の粒は揃っており、サクッと複雑な好盤。
オススメ曲→ Still awake / Stereo / beautiful vanity 他

Adze of penguin(初回限定盤)(紙ジャケット仕様)Adze of penguin
(2008/05/14)
the band apart

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4th。総評・★★★★  Length 38:56
ジャケの雰囲気も一新、ちょっとした転換作となったアルバムで、かつてなくエフェクターを豊富に取り入れた音像が新鮮な一枚だ。ギラついたジャケの色彩通りの音楽だ。今までのキャッチーさが少し薄れたので、若干難解さを感じさせるかも。音色もそうだが、ここで音楽性にフュージョンをほんのり混ぜ込め始めたように思う。あと、アウトロで特に盛り上げることなくセッション模様をループしてフェードアウトという展開もこのころから。
オススメ曲→ I love you wasted Junks&Greens / Cosmic shoes / Moonlight Stepper 他

Scent of AugustScent of August
(2011/03/02)
the band apart

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5th。総評・★★★★★ Length 54:44
これまでのアルバムを統括したような、一つの集大成的作品。彼らの場合どの曲もクオリティが保証されているので、後は全体の流れが決め手となるのだが、今作はその流れが抜群に良い。初めて聞くには多少重たいが、遠回りしてから聞いて欲しい一作。特に最初と最後の曲が好き。パンク(勢いのテンポだけだが)やパワーポップにも踏み込んだことで、全体の聴きやすさも取り戻している。さらに多彩・さらに抜き差し自在になった曲たちは1stからの確かな道程を思わせる。
オススメ曲→ photograph / light in the city / Rays of gravity / Stay up late 他


街の14景街の14景
(2013/04/24)
the band apart

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6th。総評・★★★★  Length 65:33
日本語の歌詞を大々的に導入、新しい境地に降り立った挑戦作。一時間越えの収録時間と言い今までのようにサラッと聞き流せるような音楽ではないが、その分確かな深みを手にしている。以下個別のブログ記事にて。
オススメ曲→ ノード / 師走 / アウトサイダー 他

謎のオープンワールド※特殊ブック仕様謎のオープンワールド※特殊ブック仕様
(2015/01/21)
the band apart

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目下最新作。レビューは待機中です。
 
バンアパはEPなどのリリースも多く、フルアルバムだけではかなりの曲を取り残してしまう面倒なバンドでもある。
その他の作品についてはwikiを参照。日本語史を取り入れだした2012 e.p. やthe surfaceなどが力作かと。ちなみにボーカルの荒井さんは2013年にソロアルバムもリリースしている(記事リンク)。

その他記事

”街の14景”release live SMOOTH LIKE BUTTER TOUR 2013/10/10 @札幌ペニーレイン 感想
     

タグ: アーティスト紹介記事

コメント

バンアパの魅力

少し前の記事ですが、興味深く読ませていただきました。長年聴いている者として、1st、2ndが初聴きにおすすめというのに納得しました(^^)。
すごく軽くて聴きやすいバンドですが、一方で、よく聴くと曲の構成、あとリリースの仕方も含め(^^)、複雑なバンドでもありますよね。
そこが魅力だったりもしますが。

Re: バンアパの魅力

もみあげ魔人さん、はじめまして。
返信が遅れてしまい申し訳ありません。

バンアパファンのベテランさんなんですね。
やっぱり1st,2ndが初聴きには一番かな…と思います。勿論他のアルバムも素晴らしいですが!

さらっとしてるのに物凄いことしてる、っていう魅力はよく分かります笑。
リリ-スの仕方もそうですね、ミニアルバム連発はやめてほしいところなんですが苦笑。

記事はアルバムリリースごとに微妙に更新したりしてるんで、機会があればまた見てやってください!
コメントありがとうございました。


> 少し前の記事ですが、興味深く読ませていただきました。長年聴いている者として、1st、2ndが初聴きにおすすめというのに納得しました(^^)。
> すごく軽くて聴きやすいバンドですが、一方で、よく聴くと曲の構成、あとリリースの仕方も含め(^^)、複雑なバンドでもありますよね。
> そこが魅力だったりもしますが。

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サム

Author:サム
旧一人音楽座談会。
「もう一回聴いてみよう」「こんなのもあるのか」が好きで、「これだけ聴けばいい」が嫌い。普段はTwitter↓にいます。

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