PAVEMENT 音楽性から見る関連バンド

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PAVEMENTの関連バンド
「ある程度ペイヴメント的な雰囲気を持っているバンド」というのは意外と難しいが、ここでは「ローファイ」「インディっぽい」をキーワードにバンドを紹介。こうして考えると改めて浮かび上がってくるのが、PAVEMENTの独特な立ち位置だったり。多くのローファイバンドが「音質はともかく、俺の好きな往年のサイケポップ(or ハードコア、ギターポップ)を鳴らすんだ」という姿勢を持っていたのに対して、60sロックに理想と敬意を抱きつつも"茶化し"、80sの大仰さには"全力で唾をひっかけ"…と自身の好み・理想像以前に「覚めた悪意をもって創作に臨んだペイヴメント」(それを人は批評的と言った)のスタイルは面白い。

話がそれましたが、ここで紹介されるバンドもまた独自の方法論と目線でもって素晴らしい音楽を鳴らしてます。ぜひどうぞ。


Flaming lips  
今でこそ出世作「The soft bulletin」「Yoshimi Battles ~」のネオサイケポップ路線の曲を中心に、B級感を取り入れたライブパフォーマンスで有名になった彼らだが、そこに至るまではジャンクロックバンドだった。そのヘロヘロボーカルにやたらとっ散らかったバンドサウンドから鳴らされる抜群のインディ・ローファイ・ポップスは初期PAVEMENT好き必聴。ここではSummer Babe的なダイナミクスを持つ初期の代表曲、She Don't Use Jellyをどうぞ。収録アルバム「Transmissions from the Satellite Heart」はローリング・ストーン誌に「彼らが最初に手にしたマスターピース」と評された、ハッピージャンクな名作です。





Silver Jews 
関連バンドとしては、マルクマスやボブが実際に在籍していたこのバンドも外せない。皮肉的なカドがとれ、素直にルーツミュージックを90年代以降へと継承していこうとする音楽スタイルが魅力。ちなみに今曲収録の「American Water」はピッチフォークで9.9という破格のスコアを貰っている、地味ながら素晴らしき作品です。





Sebadoh
「ローファイ」でまとめるなら忘れちゃいけないのが、ダイナソーJrでも活躍するルー・バーロウ率いるセバドー。ペイヴメント以前に、この人が「宅録」「ローファイ」といった活動姿勢に道を拓いたことは重要なファクターです。ここではトイレジャケが印象的な、当時のインディとグランジを横断した代表作にして傑作である「Bakesale」から一曲。グッドソングとしてまとまったものが聞きたい場合は「Harmacy」から、ローファイの根源に触れたいなら「」から入るのもアリ。





Grandaddy
脱力ボーカルにローファイなバンドサウンド、そして妙に印象に残るキーボードが印象的な彼らも、ペイヴメントと並べられることが多いバンドだ。詳しくはこちらのサイトさんの記事が参考になるので一読を。




以下はTwitter上で紹介されたバンドたち。リプライしてくれた皆さん、ありがとうございました!。
他にもコレというバンドがあれば、コメントからでも募集中ですー。

Guided by Voices – Last.fm ローファイの中でもグッドミュージック志向で、Teenage Funclubなどからもつなげられるかも。
Guv'ner 元マージ在籍。ザ・インディーな音のラフさ、アレンジの素朴さ、声の情けなさがGood。
Archers of Loaf – Last.fm 個人的に一番ペイヴメントに近いものを感じた。かなり良いバンド。
Quickspace ローファイをマイブラ仕立てにした感じ


ここまで見事にほぼ90年台組。
これではいけないということで、新生代のペイヴメント好きなバンドたちも紹介されました。どうやら最近は宅録も進化しているようで、ペイヴメント感とは少し遠くなりますが、USインディ的な血は受け継がれているのかな、とも。

Johnny Foreigner  出だしはモロ笑!中盤からはWeezerも活用しながらまとめあげてくる。ソングライティング力高し。
Los Campesinos!  キラキラポップを奏でる男女混合とにかく楽しいギターバンド。。基本捻くれてるペイヴメントとはまた毛色が違うものの、名曲Frontwordsをカバーなどで親和性あり。


この記事ではここまで。何かの参考になれば幸いです。

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Author:サム
旧「一人音楽座談会」。
音楽に限らず、作品やアーティストに対する検索結果がもっと充実したらという気持ちで更新しています。「もう一回聴いてみよう」「こんなのもあるのか」が好きで、「これだけ聴けばいい」が嫌い。
背景はBOCの「Tomorrow's harvest」。Twitterは↓。

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