FUJI ROCK FESTIVAL'14 7/27(SUNDAY) 感想②

こんばんわ。世間はもうサマソニやらに話題が移ってしまいましたが、引き続きフジの感想日記を更新していきます。PHONE TONES、downy、OWEN PALLETを取り上げた前回の記事はこちらからどうぞ。
FUJI ROCK FESTIVAL'14 7/27(SUNDAY) 感想①

今回はTHE PAINS OF BEING PURE AT HEART、THE STRYPES、(THE King ALL STARS)、THE FLAMING LIPS、???と書いて、シメたいと思います。

…ちなみにここでウィスキー「ジャックダニエル」をいただきました。非常においしかったです(感謝ッ…)。ところで音楽と酒って何故こんなに合うのでしょう。特に朝飲む音楽酒って最高ですよね…はい、本題に入ります。

THE PAINS OF BEING PURE AT HEART
いつ見ても長いバンド名だ…略してペインズを見ました。シューゲイザーやネオアコ的な刹那感をもって、グッドソングを爽やかに、青春を駆け抜けるように奏でるペインズ。こうしたキラキラ系ロックバンドの多くは「1枚目大名盤→2枚目失速→3枚目で話題にならなくなる」というのが鉄板の流れですが、しっかり当初の勢いと瑞々しさを保持し、人気と作品の質を保って3rdまできた彼らはやはり稀有な才能の持ち主でしょう。
安定のKEXP。
「ヘタウマ系」の魅力を兼ね備えているだけあり、そのライブ演奏の実力は相当低かったよう。下馬評でも「ペインズ好きだけどライブは別に…」というなんとも悲しい声が聞こえていました。大丈夫かな…と不安だったのです、が。いやぁ、普通に良かったです。特別上手でも無いですが、しっかり曲を聴かせる安定感は身に着けていた。そうなると曲の良さは確かなわけで、これはもう良いライブなのでした。

特に何が良かったって、フロントマンであるギタボ、キップ・バーマンの心底楽しそうな演奏っぷりですよ。これは本当にみてて素敵だった。最初に「青春を駆け抜けるように演奏していく~」「しっかり当初の勢いと瑞々しさを保持し~」と書きましたが、まさにその通りだった。派手なステージ演出もない、ただただロックバンドが音を鳴らしているだけで、こんなに綺麗なものかと。「あぁ自分の思うインディーロックってやっぱりこういう感じだなぁ」と改めて認識できました。

楽曲のノリが被っている・40分でも若干中だるみしかける・声量の問題・ツインギターなのにソロ以外は目立たない・ベース音がやたらでかい…等など色々思いはしましたが、そんなものを吹き飛ばす「何か」を体験できました。観客も次々繰り出されるインディーアンセムにノリノリでしたし、キップ・バーマンも「ここで演奏できて本当に良かった」と、とにかく幸せな空間だった。やっぱり俺はこういうバンドが好きなの。


ここで昼飯をいただきました(二つ感謝(再))。フェス飯というのは多少高価ですが、色んな要素絡まって美味しくて良いですね。醍醐味だと思います。

THE STRYPES
続いては話題沸騰中の超若手系ロックンロールバンド、ストライプス。10歳ころからバンドを始め、「齢16かそこらで最早ロックで世界を回る」という夢のような人生を歩んでいる彼ら。日本でも積極的なプロモーションが展開されているだけあり、流石座り含めて観客は多かったです。
写真
さて内容ですが。横目で見ていた位とはいえ、微妙に盛り上がりに欠けていた様な気がしないでも無かった。偉い人が「このバンドは話題性だけで終わらず骨太に成長して欲しい」と促してるのか分かりませんが、聞いてる限り、彼らはガチのブルージーロックンロール志向なんですね。ノリノリのアップチューンを連発しない渋い。その音楽性からして、なんとなく日本の雄ミッシェルガンエレファントと比較してたんですが、どうやらそれは間違っていた。彼らの音楽、パブロックは多少あれど、パンクにはあまり寄ってなかった。あくまでルーツは渋い。

それならそれで盛り上げようもありますが、そうした部分はまだまだといった印象でした。ギターのジョシュくんは文句なしに上手かったですが、ギターソロの間ロス・ファレリー君(Vo)は暇そうにブラついてしまってたし、誰かが演奏テンションを上げても、そこに他のメンバーがついてこない。また、(高校生に異国の地でそれを求めるのもアレですが)煽り方もまだまだ。でも、それら全てが若い彼らにとっては伸び代なわけで、「その未来に期待」なのでした。往年のロックンロールスタンダードを消化しきる前に、自身のバンドとしての強みを見つけて、図太く生き残って欲しいところ。

ミッシェル大好きおじさんとしては、やっぱりこういう曲を量産してくれると嬉しいかなって。コレは最高ですよ。


(THE King ALL STARS)
ここでちょっと小休止を。「どうせならフジの他のステージも観ましょう」と案内してもらいたどり着いたメインステージの果て。そこで目撃したのは、若 大 将 ・ 加 山 雄 三。いやぁ、まさか自分の人生でこの人のライブを見ることになるとは…。何曲か聴けたんですが、3倍以上年上のこの方に自分が何か言えることはありません笑。とにかく、代表曲持ちは強い、そしてMCのセンスが(いろんな意味で)強い。それだけです。文字通り、無敵だった…。満員含めて、チートキャラでした
まさか自分の書く記事にこんな動画を貼る日が来るとは…


THE FLAMING LIPS
そして。ついに自分の本命フレーミング・リップスです。前方エリアを確保しようとするなんて、一体いつ以来なんだろう。開演30分前からその変わらずのアホセット(褒めてる)に期待を膨らませつつ待機してました。
フジの感想にサマソニの動画貼っちゃうの
そして、開演。持ち時間は1時間と短めでしたが、もうホント、心から感謝したいくらい、ファンが望む要素をギッチリ詰め込んでくれたセットリストだった…(参考に。Twitter / 0smdn)。インスタグラムなどにも素晴らしい写真がいっぱい上がっていました。Twitter / KamiKami_Koala. / miharuenoさんの写真 / waynecoyne5さんの写真

色々書こうとしましたが、言語化はどうやら無理そう。とにかくね、このバンドはファンに愛されすぎだと思うんですよ。「声が明らかに出てない」「どこかチグハグな佇まい」「意図不明な被りもの」「良く分からないコールアンドレスポンス」そういったツッコミ要素をファンが熟知してて、全て笑って許している。名イントロフレーズの音量が小さかったら、シンガロングで代替する。もう祝祭以外の何物でもなかった。たぶん後ろの方で初めて見る人たちからしたら、「なんで盛り上がってんだ」みたいな感じだったとは思うんですが、そんな温度差どうでも良い位に前列は楽しかった。

思い入れ深いギターロック・ベコベコドラム時代のThe Abandoned Hospital Shipも原曲超えで聴けたし(←これが一番嬉しかったり)、チープで良く分からん音色もいっぱい聴けてライブとしても楽しかった。難を挙げるなら、出音のバランスが良くなかった所と、やはり「一時間じゃ物足りない!」って所ですが、終演後の観客の笑顔っぷり・学祭の出し物みたいな巨大セットを観客側に投げた結果、全力でもぎ取られていく締まらないアウトロ(違う)含めて最高でした。ありがとうフレーミング・リップス。

そして、ここで燃え尽きてしまったんだなぁ…。


???
本当はですね、ここからLORDE見て、OUTKAST見て、THE POGUES見て、そのまま朝までSUNDAY SESSION聴きながら5:00まで踊ってようと思ってたんですよ。でも、もう体が死んでた。全てをあきらめ、22時で無念のリタイア…。悔しかった。こうして、なかなか不完全燃焼な感じで、自分の初フジは終わりを告げてしまったのでした。


写真 (1)
ともかく。初めてのフジロックは、とても楽しいものでした。こうして思い返して書いていっても、どのバンド(アーティスト)も全く違う持ち味をもってて、音楽って深いな…みたいなことも思ったり。とにかく今は、「もっと新しい音楽を聴きたい!」そして、「また参加したい!」そんな気分でいっぱいです。

フェス…というか音楽ライブには関心がないという音楽好きも多いとは思います(分かります)。ですが、もし、「多少迷ってるけど、参加したことがない」という方がいたら。参加してみた方がいいのかな、とは個人的に思うのでした。大好きなもんに包まれた祭りが一日中開かれてるなんて、そしてそこに一日中参加できるなんて…こんな贅沢はないです。

良く分からない感じになりましたが、フジロック・ライブ感想記事、締めたいと思います。後は「北海道からフジロックに行くには」という記事だけ挙げて、ブログ更新もひと段落させます。記事を読んでくれた方々、フジロックに参加した方々。お疲れ様でした!

     

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サム

Author:サム
旧一人音楽座談会。
「もう一回聴いてみよう」「こんなのもあるのか」が好きで、「これだけ聴けばいい」が嫌い。普段はTwitter↓にいます。

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