The Notwist / Close to the Glass (2014) 感想


Close to the GlassClose to the Glass
(2014/03/04)
Notwist

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なんかダンレボ1か2あたりの曲背景にありそうなジャケ(伝わらない)。

(佳曲)<太字(好み)<普通 赤太字は名曲 、斜体はリードトラック、下線は個人的なベストトラック
トラックリスト
01. Signals 3:41
02. Close to the Glass 2:57
03. Kong 4:31
04. Into Another Tune 3:57
05. Casino 3:14
06. From One Wrong Place to the Next 2:44
07. 7-Hour-Drive 3:57
08. The Fifth Quarter of the Globe 0:49
09. Run Run Run 5:04
10. Steppin' In 2:00
11. Lineri 8:52
12. They Follow Me 5:41

Total length :47:26
総評・★★★★
独特知的な人肌エレクトロクラウトロック健在

ドイツのインディーロックバンド(?)として高い評価を得ているNotwistの新譜。前作からは6年ぶり、サントラを含めると4年ぶりのリリース。序の口ですね。自分はこのバンドについて02年発売の「Neon Golden」(←名盤です)以降しか知らないのですが、89年結成から色々経て、現在はこんな形容をされるようです。「クラウトロックの伝統+エレクトロの革新性+アンチコン譲りのウィット」。詳しい経歴などはこちらが参考になります。
THE NOTWIST "Close To The Glass"[CD]: AFTERHOURS

内容ですが、エレクトロニカとクラウトロックの境界を彷徨いながら宅録的な実験をしているような、面白い曲が揃っています。中々つかみ所のない作品です。音も声も淡々としてるのに、決して無機質ではない。ミニマルな曲展開、ちょっとたどたどしいボーカルが、いつのまにか人肌の温度を感じさせる。何とも言えない奇妙な生ぬるさ…そういう独特の空気・温度感が魅力です。今自分の文章力の限界を感じています。

ギター爪弾く牧歌的な曲から、電子音で固めた曲まで…聴きこんでいくとミニマルながら曲調は多彩。その中で、2曲だけあるかなり直球目のギターロックチューンの耳障りの良さが際立って(あるいは浮いて)ます。実際かなり良い曲なんですが、この二曲がメインのアルバムではありません。ギターロックを期待すると、肩すかしを食らうことうけあい。でも、損はしないことを保証します。「こういうのもあるんだ」と、聴くほどに楽しめる良作です。

ちなみに国内盤はライナー対訳なしの帯だけ仕様、ボートラもないので、輸入版で大丈夫ですNotwistの国内盤を出す心意気は大いに買いますが、帯だけはちょっと…。とはいえ輸入国内でそんなに値段は変わらないみたいです。チェックしてみましょう。上の画像は輸入盤です。バンドの音楽に興味を持ったら次に「Neon Golden」を、ギター曲の感じが好きになったら「The Devil, You + Me」に触れると良いかもしれません。

試聴はこちらから。

爽快ギターロックなキラーチューンKong(さりげなくアウトロがちょっと削られたver) 
↓ 
ザ・エレクトロクラウトロックな表題曲、真逆の二つを。
     

タグ: 14年 40分台

コメント

No title

サム様 こんにちは

確かに真逆な雰囲気の2曲ですね。

「Close to the Glass」の 人肌の温度は、
延々と続くコーラスや情熱的なビートによるところが大きそうです。
民族音楽みたいな血沸き肉躍るうねりが気持ちいい。

Re: No title

GAOHEWGII さん こんばんわ
返信が遅れてしまったので二回連続でコメント返しします

なるほど…情熱的なビート。
自分の中にはなかったイメージ(ダブステップとかのノリに思っていた)の言葉でハッとしました。
民族音楽の感じは自分も思いました。
こういう音楽を聴くと、やっぱりロックにも色々あるなぁと思わされますね。

> サム様 こんにちは
>
> 確かに真逆な雰囲気の2曲ですね。
>
> 「Close to the Glass」の 人肌の温度は、
> 延々と続くコーラスや情熱的なビートによるところが大きそうです。
> 民族音楽みたいな血沸き肉躍るうねりが気持ちいい。

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プロフィール

サム

Author:サム
旧「一人音楽座談会」。
音楽に限らず、作品やアーティストに対する検索結果がもっと充実したらという気持ちで更新しています。「もう一回聴いてみよう」「こんなのもあるのか」が好きで、「これだけ聴けばいい」が嫌い。
背景はBOCの「Tomorrow's harvest」。Twitterは↓。

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