オリコンチャートの生死はともかく、俺はヒットチャートが見たい(分割版)

オリコンチャートの生死はともかく、俺はヒットチャートが見たい:一人音楽座談会
上の記事を最近加筆して更新しなおしたのですが、その時にこの記事から削除した所を、ただ消すだけだとアレなのでこちらに移動しました。消したのは単に長さの問題です。まず元記事↑を読んでいただければ幸いです。

以下どうぞ。元記事と切り離しているので、これだけだと前後の文脈が掴めないのはあしからず。


08年くらいから年間ランキングは俗に言うアイドルに独占されている。正確な数字は測れない(いくら日本でも今の時代にCDだけでヒットを図るなんて不可能だ)にせよ、それが複数商法などの施策に寄るところは大きい。ロックバンドやミュージシャンが頑張っていないだけにも見えるが、彼らも実は、多くが2種類くらいの複数商法に身を乗り出している。世知辛い。ミスチルこそ1種類だが、これは特権だ。そもそも自分含め音楽好きなら誰でも、好きなアーティストのファンなら曲違いなどの少しの差異でおなじCD買うことはあると思う。買わされる感じだ。まして大好きならなおさら…

複数商法やら何やら、どう考えてもこんなの不毛だ。一体なにを競ってるんだ。支援やお布施にしてももっとスマートな形に変えるべきだ。オリコンチャートは販売戦略の成否、その通りだと思う。昔からこうだったかもしれない。でもどう考えたって現状はつまらない。順位がどうとかじゃない。もう見てて下らない。「所詮産業」とはいえ、客観的にこれを見て「楽しそう」と思う人がどこにいるのか。

自分はヒットチャートが必要だと思う。出来ればジャンルや界隈もなく異種混合したやつが良い。その中で今盛り上がっているところ、元気ないところが見えれば色んな人に開かれてて楽しいと思う…し、自分が良く見てた頃のオリコンチャートは一応こんな具合だった。上の数字がデカい時代ほどアンダーグラウンドを全く拾い上げれてなかったが、ギリギリ多様性はあった。だからこその「異物感」みたいなものもあった。今における「ヒットの定義」は分からない。けど、さすがにオリコンの年間ランキングではないと思う。オリコンはそもそもヒットチャートじゃないというなら、サウンドスキャンでもなんでも、それに代替するものが認知されてほしい。でも、毎年この話題が繰り返されるのを見るに、多分今ヒットチャートを必要としている人が日本には少ない

「ヒットチャートに関心がない人が多い」、これこそ音楽業界が死んでいるんじゃないか別に業界が死んでいても良い音楽があるなら、生き続けるそれはそれでいい。だけど、「特別な売りかたをしてない良い音楽」が上位に来たとして、ロングセラーするも、特典商法つきCD連打の中ですぐチャートを落ちていくなんてことがあって良いのか。今の日本の音楽界におけるこの閉塞感はどうだろう。別にその責任はオリコンにあると言いたいわけじゃないが、とにかく楽しくないよ。

そう、まずこんな話題が楽しくない。音楽好きは別に首位を獲得したからその音楽を聴くんじゃない。好きになれそうだから、面白そうだからその音楽を手に取る。そこにヒットチャートなんて関係ない。でも、自分の好きな音楽が数字で相対化されるというのは面白かったりする。「今はこんなのがいるのか」と新鮮に驚いたり、自分が普段気にしない所の盛り上がりに触れることもできる。音楽にあまり興味ない人でも、音楽でザッと今のトレンドを掴みたい時参考にするだろう。そうした面白さと利便性、開放感をヒットチャートは持てるはずだ。たまにそうした付属要素でもチェックしながら、自分はとにかく音楽の話がしたい

何よりこの手のは毎年同じ話題が繰り返されて進歩がないから徒労感がすごい。だからもうオリコンが終わった音楽業界が終わっただのの話はいい。ただ、ヒットチャートらしきものは在ってくれ。と、そう思う。

     

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サム

Author:サム
旧「一人音楽座談会」。
音楽に限らず、作品やアーティストに対する検索結果がもっと充実したらという気持ちで更新しています。「もう一回聴いてみよう」「こんなのもあるのか」が好きで、「これだけ聴けばいい」が嫌い。
背景はBOCの「Tomorrow's harvest」。Twitterは↓。

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