Hostess Club Weekender 2015 Feb 2/22に行ってきたよ

また期間がかなり空いてしまいましたね。4月からの新生活にいろいろ追われている次第です…。もう書かなくていいんじゃないって感じですが、前編だけ記事あるのも収まりがよくないので、何とか書き上げていきます。かなり支離滅裂だったりしますが、日記ということでご愛敬でお願いします謝。
ちなみにそんなこんなしているうちにHostessがライブ動画挙げてくれました。(微妙に迫力に欠けた音の録り方になってる気がしますが汗)こちらを見ると雰囲気がより伝わりそうです。
 
Philip Selway
90年代00年代と各方面に多大な影響をあたえた、いわずとしれたUKロックバンドRadiohead。そのドラマーがフィル・セルウェイです。かくいう自分も「一番好きなバンドは」と聞かれたら「レディオヘッド」と即答し、「今まで聴いた中で最も好きなアルバムは」と問われれば「OK computer」と瞬答するような大ファンだったりします。しかしながらフィルのソロは全く未聴でした(オイ)。レディオヘッドをライブで見る前にまさかフィルのライブに遭遇するとは…何か不思議な感じでした。

とか書いてますが、普通に所用で開演に遅刻していったので最後3.4曲くらいしか聞けないという不覚をとりました(オイ)。そこで聞こえた感じでは、クラシカル(伝統的)な音楽性に時折エレクトロニカ的要素を付けて、シンガーソングライター風にといった佇まいで。落ち着きを払った声が渋くてかなり良いです。深遠とか壮大とかでなく、あくまで曲はライトだったのも好印象でした。盛り上がりもほぼ意識されていないですが、日常でふと聴きたくなるようなそんなグッドミュージック。ジワジワくる。作品も今度入手してみよう…。
ウェザーハウスウェザーハウス
(2014/10/01)
フィリップ・セルウェイ

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REAL ESTATE
リアル・エステート。このブログでも最新作を去年取り上げ、年間ベストに選んだりした若手バンドです。Beach fossilsあたりとかニューゲイザーとも違う、素朴ながら絶品な響きの良さが最大の魅力かと思ってます。このバンドはツインギターフェチを公言してるんですが、自分もそうなので笑、ギターの絡みもまたドツボなのです。USにて35位も立派でこれからも注目なやつらです。

そんな感じで期待したライブがどうだったかというと、まぁすごく良かったです。直前リハから全部自分たちでやっていくインディスタイル(ってわけでもないでしょうが)も微笑ましく、ライブでは前述の「響き」を存分に堪能できて、改めてあぁいいバンドだなぁと思いました。しかし最新作曲は、間奏が映えるの(Had to hearやCrime)は最高ながら、再現だけだと少し物足りなく感じる曲もあり。逆に前2作から選ばれた曲は(抜粋なのですから当然ではありますが)ライブ映えするのが多く。そんな所で次はどんな感じに仕上げるのかな?とちょっと考えました。

自分はツインギターフェチ高じて長尺間奏フェチなんですが、彼らは最近アドリブ的な展開も結構取り入れているらしく、この音のアンサンブルでライブごとに曲の雰囲気を生かした軽いセッションが聴けたら…と思うと、かなり夢が広がります(主に俺の中で)。実際最後の曲ではアウトロのリフレインをじっくり昂らせながらひたすら繰り返してくれたんですが、これがもう最高だったので…。こういった趣向がほかの曲にも出てくると、ライブバンドとしてもすごい良くなるんじゃないかなと、勝手に夢を広げた次第。

アトラスアトラス
(2014/03/26)
リアル・エステート

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ただ、最後を盛り上げようとギタリスト自らが演奏中に足元のエフェクターをサッといじって音量上げたのはさすがにいただけなかった。そこは、もう少しスマートに…笑。微笑ましかったし、ノってきた感じがしてうれしくはありましたが。つまり何が言いたいのかというと、これからが本当に楽しみだな!ということです。単独希望!!!


TEMPLES
UKチャート席巻中(7位!)の更に若手なロックバンドですね。日本でも人気はかなり高いみたいで、会場も埋まってました。「来日しすぎじゃね」なんて声も聞かれますが、どうなんでしょう。何にせよ日本に来てくれるのはうれしいぞ。作品を聴いたことがないんですが、昔ながらのブリティッシュロック、サイケ目でってイメージを持ってました。

Sun StructuresSun Structures
(2014/02/11)
Temples

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「ライブがあまり良くない」という噂を聞いた気がしたのですが、演奏は中々迫力あり。音もかなりドスドスきかせており、ワンコードでのインプロっぽい展開も披露したりとライブに怯む様子はゼロ。「あれ、もっとキャッチーでライトな感じじゃないの?」と初心者の自分は逆に戸惑うことに。とりあえず低音やらは効きすぎだったと思います。耳にやさしくなかった…。しかしてかなりバンドに対するイメージを書き換えられるライブでした。明らかに、バンドサウンドに強靭さを求めてた。こんな感じで活動が深まっていくなら自分も改めてチェックしたいです。
動画は適当に拾ってきましたが、うーんこれだとやはり自分にはちょっと距離遠い感じ…。


THE THURSTON MOORE BAND
このバンド名なんなんすかねぇ。ともかく、本日自分が最も見たかったアクトです。自分はバイト代をためて買った愛機として「ジャズマスター」なるギターを持ってるんですが、その際憧れにしていたのがTelevisionのトム・ヴァーレイン、Dinosaur. JrのJ・マスシス、そしてSonic Youthのサーストン・ムーアなのです。テレビジョンは昨年生で見れました。続く今回、ソニックユースとはいかなかったですが、サーストンの演奏も確認でき…と、結構感涙ものだったり。バンドとしてのデビュー作(?)も去年取り上げましたが、まさにサーストン節の集大成といった内容だったのでファンとしてもかなり期待の公演だったのです、

ライブですが、


正 直 超 カ ッ コ 良 か っ た 


リアルエステートと同じく、バンドメンバー各々が直前リハの音だしで入念にサウンドチェックしていく様から結構ウォォって感じで…開演あとにサーストンが譜面台らしきもの置いたときは「コイツこの野郎」と思いましたが、あのザラついたギタートーン、バンドのボルテージを上げるたびに行われる力強く前足を踏み込むアクション、その一つ一つにカッコよさを感じてしまったわけで、少女マンガでイケメンに弄ばれる女子の如く俺の心は射貫かれ続けました…(文章のテンションがおかしい)。
実際の動画。本番時より音量控えめで迫力消されているのが残念ですが…

実際本当にパフォーマンスも抜群でした。大ベテランそろいだけにグルーヴは鉄壁。特に自分はDrのステーィヴ・シェリーが昔から大好きなので感無量。先に書いたような長尺間奏フェチ、その原因の一端はこの人にあるわけで、今公演における「持ち時間約1時間 演奏6曲」というセトリは象徴的です。特に一曲目、アウトロで延々おなじコードを弾き倒し、「もうずっとこの演奏が続くんじゃないか?」と思わせたところで、不意にサーストンが後ろを向いたかと思えば次の瞬間みごとに静止し曲を終えるバンドの呼吸!普段ライブ中に声を出さない自分ですが、あまりに美しい緊張感の解放に思わず変な声を出してしまいました。

他3人がレジェンドだけに目立たなかったものの、ツインギターを担うJames Sedwardsのロックンロールが下地にあるプレイもサーストンと対比され面白かったです。さながらテレビジョンみたいで…彼が音使い的にリチャード・ロイドポジなのは結構まさしくだと思います。サーストンはヴァーレインちゃいますが。MCでは「このメンバーで次の作品も製作中」みたいなこと言ってますが、その時はぜひまたね、日本に来てほしいです。なんならリー・ラナルドのバンドと対バン企画組んでですね、、はい、もう黙りますね。とにかくカッコ良かったです。燃え尽きるほど満足しました。
The Best DayThe Best Day
(2014/10/21)
Thurston Moore

おします。



ST. VINCENT
二日間のトリを飾るはセイント・ヴィンセント。彼女の音楽に触れるのも初めてです。なんといっても強烈なギターワークが印象的でした。しかし前のサーストンムーアバンドとちがい、あくまで曲はポップソングの枠に収めるというか、長く弾いたりは決してしない。弾こうと思えばいくらでも弾けるのでしょうが、事前に完璧に作りこんだ楽曲を生で完璧に再現してみせる…そんなプロ根性を感じました。「持ち時間約1時間半 演奏20曲」というのに彼女のスタンスが表れている気がします。いや、初聴きの自分が言えることじゃないですが…。

最近取り入れたらしい曲中の軽い振付・変なステージセットを使ったアクションなど、曲が終わって照明が消えるたび、「次は何をしでかすんだろう?」と期待させせるパフォーマンス力の高さも印象的で。こんなこといったら裏路地に連れられボコられそうですが、一つのライブを演じ切る感じには椎名林檎さんを思い浮かべました。

ともあれかなりカリスマ的なライブで、この調子で続けていったらどこにたどり着くのだろうと思わされました。最新作で自己最高位(US#12 UK#21)を記録し、次なる到達点はどこになるのか。まず自分は今からでも彼女の作品を聴くことから始めたいと思います。
セイント・ヴィンセントセイント・ヴィンセント
(2014/02/26)
セイント・ヴィンセント

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え~やっと書き終えました。ライブ見終えてから一か月+二週間という体たらく!4月に向けて忙しかったのです、中途半端な放置が続いですいませんでした…。ともあれホステスのライブ二日間は、ひたすら音楽を聴く(そして同じ音楽ファンの方と交流する)という贅沢で幸せな時間を過ごせました。二日通すには会場がちょっと狭く、見晴らしの変化にかけるかなとか何か思いましたが、とにかく出演アクトが良くて…。この企画はぜひとも長く続いてほしいなと思いました。また来たいです。

さよなら、新木場スタジオコースト。




これでホステス参戦記も終えました。推敲などするわけじゃないので苦労はないですが、実際に書き出すまでがやっぱりハードル高い…。生活が落ち着いたらボチボチ新作も買っていって、例年通り感想記事やらまとめ記事更新できたらなと思います。あとは、定期更新でどうでもいい日記とか更新したいなと思ったりしてます(前もそういって頓挫しましたが)。
とりあえず、これからもよろしくお願いします。
     

コメント

No title

サム様 こんばんは

後半は自分にもなじみがあるメンツが並んでいました。

これは豪華メンツですね。

フィル・セルウェイはギルモア期のピンク・フロイドみたいなことをやっているのですね。知りませんでした。

リアル・エステートは自分も内省的なのでライブ向きじゃないと思っていました。映像を見る限り、思ったよりは・・・という感じですが。

テンプルズは映像の方はかなりヌルイですねー。実際はもっと骨太だったということでしょうか。

セイント・ヴィンセントはちょっと試聴して自分にはいじり過ぎかな、
と聴いていなかったのですが、このライブは飄々としていていいですね。
見直しました。


Re: No title

GAOHEWGIIさん、こんばんわ
前後編とコメントありがとうございます!

フィルの音楽、なるほどギルモア期のピンクフロイドですか…思いつきませんでした。
うなずかされます。

リアルエステートは映像で見るより断然ライブは良かったですよ!
ライブバンド…とまでは行かなくても、それに近い魅力を獲得できるかもしれません。
それも含め、次の作品がどうなるか、に注目ですね。

テンプルズ、うーんですね苦笑。これからに期待でしょうか。ホステスでは中々重い音鳴らしてました。

st.vincentは奇怪な響きが多いですね。自分はまだ聴けてないですが、
ライブで聴いていると注目される理由が分かった気がしました。
今時珍しいタイプのアーティストだと思います。

> サム様 こんばんは
>
> 後半は自分にもなじみがあるメンツが並んでいました。
>
> これは豪華メンツですね。
>
> フィル・セルウェイはギルモア期のピンク・フロイドみたいなことをやっているのですね。知りませんでした。
>
> リアル・エステートは自分も内省的なのでライブ向きじゃないと思っていました。映像を見る限り、思ったよりは・・・という感じですが。
>
> テンプルズは映像の方はかなりヌルイですねー。実際はもっと骨太だったということでしょうか。
>
> セイント・ヴィンセントはちょっと試聴して自分にはいじり過ぎかな、
> と聴いていなかったのですが、このライブは飄々としていていいですね。
> 見直しました。

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サム

Author:サム
旧一人音楽座談会。
「もう一回聴いてみよう」「こんなのもあるのか」が好きで、「これだけ聴けばいい」が嫌い。普段はTwitter↓にいます。

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