Diary #FUJI ROCK FESTIVAL'16 7/24(Sunday) 感想

フジロック2016後半戦のダイアリー。この日はDMA's (注)、SOIL&"PIMP"SESSIONS、Sherbets、KAMASI WASHINGTON、BATTLESと見ました。ちなみに土曜の模様はこちら。
Diary #FUJI ROCK FESTIVAL'16 7/24(Sunday) 感想:WITHOUT SOUNDS
では今回もボチボチと。


DMA's

その声とストレートな音楽性、惹きつけられるメロディから「2010年代のオアシス」とにわかに期待を集めるオーストラリアの若手ロックバンドDMA's。オアシスが引き合いに出されるも、その楽曲とバンドのスケールはまだインディロック的(=音楽活動にひたむきな一方、ヒットチャートへの野心・ハングリーさはあまりなく等身大重視、不遜さ全くなし、みたいな)なのが、ポップカルチャー的に弱点であり、一部にとっては魅力で。。楽曲の良さは間違いないので、ブレイクしてほしい。そんな期待の彼ら、来日ライブの模様は……寝過ごしました(切腹)。今回のフジ、予定がボロボロだった。それも楽しかったけど。


SOIL & "PIMP" SESSIONS

ここもノリで。ロックフェスにもジャストフィットできるフュージョンバンドという印象。Jools Hollandに出たりもしてたんですね…びびった。世界各地でのライブ経験をもとに、アゲもチルもこなす芸達者なステージ。踊りました。


Sherbets
まさかの前週キャンセルをきめてきたThe Avalanchesの代打として登場した、日本のどのフェスにも縁深いベンジーこと浅井健一率いるオルタナロックバンド「シャーベッツ」。えーこの人への思いは深いです。こんな記事を昔かいたので、もしよければ。
10曲で振り返る浅井健一のソロキャリア、その魅力(1/2)
最近のモードはこんな感じ。まぁ大体いつもと同じ

ライブは、「カッコ良かった」。いや7文字で済ませましたけど、後追いの自分としては、動画で見たようなあの佇まいでそのまま今も在ることに甚く感動した。昔の代表曲を取り入れつつ、見知らぬ最近の楽曲にもノ(らさ)れたのが嬉しい。最近の曲はキーが低めで声もそんなに気にならなかったし、昔の曲は(残念ではあるものの)うまく高音部をかわして乗り切っていました。語りのような歌い方の訴求力は健在。ディレイと強めの歪かけたソロばかりだったのは物足りなかったものの、「ショーンジェットの犬」などはまさにオルタナの真髄と言う感じがし(なんで上の記事にこの曲入れてないんだ俺は?)、Sherbetsというバンドの魅力を存分に味わえました。良いライブだった。まず「Are you Happy?」とか「フジロック、最高だね」とか「バイバイ」みたいなMCをあの声で聞けただけでね、感無量だった。やっぱり憧れですわ。この為だけにレッドマーキーまで戻った甲斐があった。


LoadToFuji_Heaven-min.jpgひたすらあるくものたち
ところでフジは山の中を貸切って(?)開催するだけあり会場の広さが異常ですが、メインステージであるグリーンとホワイトの行き来は割とつらいです。こんな記事がありました。
テクノポップユニット三鷹ホソダブログ » Blog Archive » フジロックで人はどれだけの距離を歩くのか調べてみた
自分の日曜ルートで考えると、ざっと6.7km。これにほぼ常にスタンディングで(ましてノって踊ったりしつつ)5時間とかライブ見てること考えるとやばいですね。それでも歩き踊り続けてしまうのが魔法か。朝までいれる人は本当にすごい……。


さて、この日は夜の向こうまでフジに居たいという野望もありつつ、昨日の反省を踏まえて体力を温存しながらブラリと各ステージを通りすがりに移動していました。

Robert Glasper Experiment
このあたりのミュージシャンの現ポップミュージック界への貢献はどれだけのものか。自分としても関連諸作には感銘を受けるものの、Robert Glasper自身のアルバムには乗れなくて。ものすごいレベルで端正だけど、能面的というか、引っ掛かりを自分の中で見つけられないんです。Terrace Martinも同じ感覚でした(こちらは生の表情は感じた)。その印象は変わらず。でもこの辺りの演奏聴くと唸るものもあり…機を改めて聴きこみたいです。
Robert Glasper Experiment - All Matter (Live on KEXP) - YouTube
ちなみに余談なんですが、今回のフジはこの次にBABYMETALというものすごいタイムテーブルを組んでいて、やっぱり地蔵やらの話題になってました。この件に関して、その場の空気を感じていない通りすがりの自分が言えることは何もないも、ロバート・グラスパー終演くらいの時にこんな光景が見えたことは残しておきたいです。
IMG_3568-min.jpg

Bim Bam Boom
来たことがなかったので、AVALONステージに行ってみました。大自然に囲まれたフジの中でも、特にピクニック感のある場所ですね。「オルタナティヴファンクファンク五人娘」を謳う彼女らのパワフルでハピネスな演奏はこの景観にピッタリ。音楽って良いものだなぁ…とふと思いました。お客さんも盛り上がっており、これはスケールアップしてのフジ再訪も大いに期待です。


ERNEST RANGLIN & FRIENDS
レジェンズ。この辺のライブを見るのはフジならではな感じがします。自分は終盤をちらっとみたんですが、FRIENDSと銘打たれたメンバーの中にひとり若くて色っぽい女性ダンサーがいて「良き友を持っておるな…」と思いました(そこ)。冗談はともかく、こちらは安心を感じさせるステージだった。できることならずっとこんな感じで踊っていたい…。



KAMASI WASHINGTON
本日の自分の目当て。詳しくは単独記事にて。
FUJI ROCK 2016で見たKamasi Washingtonが最高だった 感想:WITHOUT SOUNDS
最高の一時間半だった。


BATTLES
〆は昨年の単独以来となるバトルス。ライブ感想はここ新譜は年間ベスト記事に書きました。単独では人口密度の高さで全く踊れなかったのが悔しすぎたけれど、今回は開放的な空間で大満足。大体の感想は単独の時と同様ながら、今回はAtlasから進んだ後半の演奏が鳥肌もので、サイケの領域に突っ込んだ無機質なバンドサウンドには踊るのをやめて没入してしまった。長二度の音とかぶつけてもループとドラムスで余裕で快楽化するのは発明にすら思う。ただ、毎度演奏を立ちとめてループの構築から始める今回のパフォーマンスは、「踊り続けさせてねぇDJ」的なクロージング・アクトを期待すると不満もあったかも。でも、すごく良かった。自分がバトルスで一番好きな曲は「SZ2」なんですが、今回のセットリストの流れでこれもいつか聴けたらな…。



チルアウト
寝坊のおかげでこの日は踊りあかしてもまだ元気でした(DMA'sと等価交換と思うとアカンやつ)。が、バトルスで燃え尽きた感が強くこれ以上ライブを見る気分ではなく……かといってこのままフジを終えたくもなく………――辿り着いたのは”苗場食堂”だった――。けんちん汁、漬物、日本酒、肉、お茶漬けととにかく飲み食べた。帰りたくね。

とはいえ時は終わる。結びとして、今回もTwitterなどから多くの人と会い、楽しく話せまして、こんな場でなんですが本当にありがとうございました。さぁ、観念して帰路へ。クロージングソングはこれでした。

チャラチャチャンシャシャーン、このフレーズで会話が成立する機会が人生にあるなんて思ってなかったです。


月曜日は延長戦として越後湯沢駅内のお寿司屋さんと湯沢東映ホテルの天然温泉(広い)につかり、カラカラをゲットして、これで終わりと水戸に帰っていきました。去年から自分の生活環境、というかライフステージも変わって、参加まで苦労しましたが、行きたいと思った場所にちゃんと行けて、本当によかった。

また来れますようにと心から。そんな感じでおわり。
     

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サム

Author:サム
旧一人音楽座談会。
「もう一回聴いてみよう」「こんなのもあるのか」が好きで、「これだけ聴けばいい」が嫌い。普段はTwitter↓にいます。

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