HOSTESS CLUB ALL-NIGHTER 2016に行った ~Deerhunter, Dinosaur Jr.

サマーソニック2016に行ってきました。去年と同じくHostess Club All Nighterからの本編2日目参加。前回は余裕なくD'angeloしか記事として残してなかったのですが、今回はザーッと走り書きをば。前編はHCANです。


HOSTESS CLUB ALL-NIGHTER
サマソニチケットを片日でも持っていれば参加可能で、素晴らしいアクトを呼んでくれるという粋な内容も、23:00~5:00という恐ろしいタイムテーブルで進行する、夢か悪夢か(nice dream)的なイベント。深夜帯に見ると疲労に気を取られたりするし、なまじ真面目に観ると同日朝(爆)からのサマソニ本編で生物的に死ぬので、正直オールナイターでなく本編に混ざってほしいんですが。Hostess Club Weekenderの再開が待ち望まれます……とはいえ企画自体はこの上なく有り難い。今回見たのは二組でした。


Deerhunter

ディアハンターは、90年代ばかり掘っていたころの自分にも一発で届いたリアルタイム・インディバンドということで、昨年の悲しいキャンセルもふくめ念願のライブでした。ただ、このバンドに関しては初期厨的なところがあり……。昨年の「Fading Frontier」はどこか中途半端な出来に感じてノれなかった(たぶん自分の中ではWILD NOTHINGの今年の新譜と同じ感覚ですね)。ともあれ彼らはどんどん変わっていくバンドで、その変遷を今に追えるのが嬉しいです。

今回のライブの印象は「楽しげ」。彼らの実際の参照とは少し時代がズレるものの、ヒッピー系バンドみたいなイメージが浮かびました。「歌うこと」にハマってるらしい(上手くなろうとはしてないだろうが)ブラッドフォード・コックスの、40代はいった往年のロックスター的余裕とシャウトまじりの歌唱は、曲によってハマってたり外してたり。自分が愛する3曲のうちの一つ「Helicopter」は、原曲の雰囲気から遠く、演奏も大味で残念だった。でも「Rainwater Cassette Exchange」のギタートーンにはこれぞ!を感じたし、「T.H.M」「Desire Line」「Sneakskin」あたりも良かった。何より「Living my life」には今のモードを強く感じられました。新譜を聴き返して、印象も変わった。う~んやっぱり45分は短すぎ。もっといろいろ聴きたかったですね。

ところで今回「ディアハンターギャル」という99.999%日常会話に出てこないだろうワードをTwitterで見かけて笑いました。でも本当に”まさに”な方々がいてビビりました。普段一体どこに生息しているんだ……


Dinosaur Jr.

高校の時か、「5大もしも君にあわなければもう少しまともだった」案件のひとつであるダイナソー。こちらは念願というか既に悲願で。終演後、もう感想とか要らなくて、まだ産まれていないような時代の曲に心奪われてしまった自分が、半ば勝手に抱いてた憧れとかが幻想でなくて、今にバリバリの現役として存在してくれたこと、思い描いてたロックバンドの演奏、熱量を聴かせてくれたことに感動して。完全に満たされた。だからもうこの後は何もみなかったし、それで最高だった。
(SAVAGES見なかったのは後日正直後悔しました←オチ)

もう少し日記として残すなら、まずセットリストがこうで、代表曲の数々にこれだけで満腹。再結成後に顕著なパワーポップ系も良いけどハードコア路線がやっぱり強い、てかルーvoが最強じゃねとか。でも、最高だったのはラスト前、7分半延々に弾き倒したガーゴイルですよ。あとで当日の音源を見かけたので失敬したら5分半もソロかましてたんですが、一切スピード感を失わせないマーフ、そこからJがノイズウォールを作り出したところで、ルーが原曲のベースラインを離れて完全に違う世界が出来上がっていたあの時間、なんでロックバンドが好きなのかを改めて確認できた。俺は完全に「向こう」のテンションで踊ってた……てか謎の動きになってたし、本当に冗長で退屈なひとが過半数だったと思うけど、あの時隣で一緒に謎の動きで乗ってた人がいたのも嬉しかった。

マーフのドラミングはスティーヴ・シェリーとともに自分のDrフェチ起源だし、ルーの佇まいは憧れです。マスシスは適当voソロは本気おじさんのイメージ強いけど、何だかんだやるときは全力なのがクール(NirvanaのSchoolトリビュート追悼とか、スカし一切なしの気合で惚れ直すやつ)。17年の年始に再来日の噂があるけど、そこで「Thumbs」とか聴けたらもう満足して消えれます。


Interlude
去年と同じく、オールナイターに参加は良いけど宿の都合はつけていないという謎の余裕をみせてましたが、昨年利用した蘇我の漫画喫茶に流れ込んだ所、自分でちょうど満室、あわやtempホームレスの危機でした。受付中もお客さんが来てたし(帰らされてた)、来年からはちゃんと宿を確保しようと思いました。追い返されたおじさんたちは一体どこへ漂流していったのだろうか……。


そして一夜、というか一朝潜り抜けて12:00起床、クソみたいな暑さに近くの戦闘でリフレッシュ後、満を持してSummer Sonic2016へ足をふみいれる。最終目的地はマリンスタジアム、Radioheadです(→TO BE CONTINUED...)
     

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プロフィール

サム

Author:サム
旧「一人音楽座談会」。
音楽に限らず、作品やアーティストに対する検索結果がもっと充実したらという気持ちで更新しています。「もう一回聴いてみよう」「こんなのもあるのか」が好きで、「これだけ聴けばいい」が嫌い。
背景はBOCの「Tomorrow's harvest」。Twitterは↓。

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