The Sea and Cake / oui (2000) 感想

ouioui
(2000/09/06)
ザ・シー・アンド・ケイク

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最高傑作との呼び声も高い5th。旅先から送られたポストカードの様なこのジャケ、好きです

(佳曲)<太字(好み)<普通 赤太字は名曲 灰色は好きでない、下線は個人的なベストトラック
トラックリスト
1. Afternoon Speaker 
2. All The Photos 
3. You Beautiful Bastard 
4. The Colony Room 
5. The Leaf 
6. Everyday 
7. Two Dolphins 
8. Midtown 
9. Seemingly 
10. I Missed The Glance 

Total length : 40:34
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総評・★★★★★
毎日にそっと色を添える、完成度の高い素敵な一作

前作で新たな局面に向かったシーアンドケークが発売したのが、代表作でもある今作oui。その評価に違わず、このバンドの卓越したアレンジ力が存分に発揮された味わい深い名作だと思う。彼らのアレンジはどのアルバムでもさえているが、今回はアイデアの豊富さ、スキのなさといい突出した出来栄えだ。全体的に貢献度の高いストリングスアレンジには、ポール・マーテンスという人が関わったそう。良い仕事してますなぁ…。

アルバムの内容だが、どの曲もどこか風を感じるような雰囲気を持っている。風というよりは演奏の空気感かな…?ともかく鳴らされる音全てから自然な柔らかさがにじみ出ていて、心地よさが極まっている。最高の録音じゃないだろうか。演奏側から見ても、どれも細心の注意を払って鳴らしたような音だが、かといって気を張っているような所も見当たらないのが凄い所だ。この自然体な音楽が堪らない。サムのボーカルもいよいよ完全浮遊で、はたして声を出しているのか息を吐いているのかというようなそのボーカルの魅力といったらない。それがまたこの少しオシャレポップなアレンジにバッチリきまっているなぁ。いやぁ良い。とても良いアルバムだ。

自分の人生の中でも、完成度が高いのに全く力みを感じないこの作品の不思議なたたずまいには、良く助けられた。受験の時、面接の時、大会の時…変に緊張した時にこの作品を聴くと、心がちょうどよく休まる。派手な音楽に飽きた人、味わい深いものを聴きたい人、心を落ち着かせたい人にもお勧め。末長く聴ける一枚です。個人的には一家に一枚くらいの作品

視聴用の動画はこちら↓

Afternoon speaker→All the phots。
アルバム内でのこの二曲の繋がり方といったらもうテンションあがり放題だよ

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タグ: 00s 40分台 傑作 ラウンジ

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プロフィール

サム

Author:サム
旧「一人音楽座談会」。
音楽に限らず、作品やアーティストに対する検索結果がもっと充実したらという気持ちで更新しています。「もう一回聴いてみよう」「こんなのもあるのか」が好きで、「これだけ聴けばいい」が嫌い。
背景はBOCの「Tomorrow's harvest」。Twitterは↓。

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